海水温熱療法がダイエットにも効果的な理由

海水温熱療法でダイエットが可能なのかという問い合わせや質問をよくいただくので、今回は海水温熱療法がダイエットにも効果的な理由をそれぞれ解説していきたいと思います。

体温が下がると太る

一般的には体温が1度下がれば基礎代謝は12％下がると云われています。数十年前の日本人の平均体温は36.89度だったのが近年では36.10度位まで下がっているので日本人の基礎代謝は9.48％も低下していることになりますし、35度台の方はさらに基礎代謝が低下していることになります。

ダイエット界隈ではよく食べ過ぎということが云われていますし、管理栄養士などの専門家がしきりにカロリーを控えましょうとアナウンスしていますが、実は食べ過ぎよりも燃やせなすぎ（基礎代謝低下）の方が深刻なのが現状です。

施術を毎週1回3カ月間受けられた方で見事に基礎体温が1度上がられた方がいらっしゃいますので、3カ月で基礎代謝が12％アップする可能性を秘めているのが海水温熱療法ともいえます。

深部加温は内臓やる気スイッチ

内臓が消費するエネルギーの割合は全体の60％を占めていて、特に肝臓・腎臓・腸・副腎などの臓器が冷えているとエネルギーをつくれず、脂肪を燃やすどころか溜め込むモードになってしまい、みるみる脂肪がつきやすいカラダになってしまいます。

海水温熱療法は深部に熱が浸透しやすいという特性があり、冷えて機能低下している内臓にとってはなによりのやる気スイッチとなって、ホルモン分泌・酵素活性・排泄機能活性により代謝が底上げされて太りにくい体質に変わりやすくなります。

ミトコンドリアが活性化

ミトコンドリアは脂肪や糖を燃やしてエネルギーをつくる細胞のエンジンともいえるものですが、現代社会では冷えや酸化ストレスによって機能低下している人が多数いるとされています。

このミトコンドリアに海水温熱療法の温熱刺激と海水のミネラル補給によって、細胞の酸素消費量アップ → 酵素の働きが強くなる → 脂肪酸代謝系が回りだすという好循環が起こり、内臓と同様鬼ミトコンドリアのやる気スイッチにも日をつけてくれることになります。

自律神経バランスの正常化

現代社会（特に都会）はストレス・不安・緊張状態が蔓延している世の中なので常に交換神経有意の状態にありますが、この状態だと食欲が乱れて過食に走ったり、栄養が吸収できない消化不良に陥ったり、便秘やむくみなどの排泄停滞を引き起こしてしまいます。

海水温熱療法は副交感神経を優位にしてくれる施術なので、内臓の血流アップや呼吸が深まるということが起きて、自然な食欲と満腹感、排泄がスムーズになって太りにくいカラダへと移行していきます。

老廃物の余剰水分の排泄

太ってみえる人はただ脂肪が多いというだけではなくて、浮腫みや組織の水毒が原因の人も多くいらっしゃいます。これは血管やリンパ管が詰まって諸々をだせないカラダになっていることが主原因の1つです。

海水温熱療法は一般的な温熱療法よりも深部や細部に熱が浸透しやすく、また海水のミネラルが細胞の浸透圧に作用するので体液バランスが整ったり、細胞内外の循環が正常化することが期待でき、これによって、尿・汗・便で余剰水分と毒素が自然にでていく状態にリセットが可能です。

セルライトの解放

脂肪が硬くなったりセルライトになっている部位は、筋膜や皮膚との癒着・感覚遮断・代謝が落ちているゾーンになります。

これらの部位に熱を通すことで、癒着が緩み組織の流れが戻ったり、受容器が目覚めて脳からの神経指令が通るようになったり、意識的に使える部位が増えるということに変わっていきますので、代謝が落ちていた部分を使える脂肪燃焼ゾーンに再構築することが期待できます。

本来のカラダを思い出す

ダイエットを頑張っている人の多くが、痩せる = 努力・我慢・戦いになっていますが、本来はちゃんとカラダが巡っていれば自然と適正なサイズになるようになっています。

特に現代社会（特に都会）人が自然な状態ではいられない環境が出来上がってしまっているので、ここに自然の海水の周波数をあててエラーを修正していくことで痩せたいというおかしな概念ではなくて整いたいという元の概念に導いでくれます。そもそも痩せることが重要なのではなく整う（元のカラダに戻る）ことが大切なのです。