海水温熱とは?カラダを芯から温める健康療法について

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海水温熱とは?
海水温熱とは沖縄発祥の民間療法であり(医療行為ではない)、海水で蒸したホットタオルを使って、足のつま先から頭のてっぺんまで全身を温め、基礎体温を上げることで、身体が本来持つ免疫力や自然治癒力を高める健康療法です。
施術風景動画
海水温熱は、「熱を体の芯に届ける」ということがとても重要となる施術です、「熱」を感じることがとても大切になりますので、初めての方はこちらの施術風景をご覧ください。
身体を温める健康療法
体を温める「温熱療法」は太古の昔から皆さんの身近に存在してきました。温泉、温石、温灸、温湿布、生姜など食品を摂取する療法など色々なものがあります。こういった体を温める事で、昔の人は病気や怪我が改善されることを経験的にご存知かとおもいます。
医学が発展してからも赤外線治療や、高周波を使って体を温める理学療法やハイパーサーミア療法という、ガンに焦点を絞った温熱療法が行われています。サウナや温泉、入浴も温熱療法の一つといっても良い環境にあります。
温熱療法は大きく分けると、温灸や温湿布のように患部やツボを直接温める「局所療法」と、温泉のように体全体を温める「全身療法」の2種類に分けられます。「海水温熱サロンnavis」が行う温熱療法は「海水温熱療法」になり、体の芯に熱を入れて体を温める「全身療法」になります。
海水温熱の効果
1.血流改善効果
海水温熱で体を温めることで全身がほぐれ、血流が活発になり、綺麗な血液へと導きます。
2.老廃物、有外物質の排出
発汗作用により、体に有害な物質の排出が促されます。
3.自律神経の調節
背中を温めることで自律神経を整え不定愁訴が改善されます。
4.免疫力の強化
体を温めることで副交感神経が優位になり、免疫力がアップします。また免疫細胞である白血球の活動を後押しすることでも免疫力向上に役立ちます。
5.神経伝達向上
背中を温めることで、全身への指令を司る中枢神経の伝達力を後押しします。
6.ホルモンバランスを整える
自律神経、免疫力、内分泌関係は相互に関わりを持っており、それらを後押しするように体を温めることで、それぞれが本来持つ能力を高めることで(正常な状態にする)体が本来の状態、ホルモンバランスが正常な状態へと導きます。
7.新陳代謝の向上
血流が良くなり、細胞の隅々まで血液が届くようになり細胞が活性化し、新陳代謝が促されます。
汗とともに老廃物を流す海水温熱
海水温熱療法では体内にあるしこりに熱を入れて、ゆっくりとほぐしていきます。このしこりは老廃物の塊で、しこりの多い人ほど血流が悪く、からだも冷えていきます。当然身体の冷えを感じている人は体調も悪くなってしまいます。
海水温熱で体の血流をよくすると、その血流によって老廃物も運ばれ排出されるので、汗をかくことで老廃物を体の外へ排出することができるのです。 体内では多種多様な老廃物が作られ、蓄積してきます。排出をしないと溜まる一方なので、体調を崩すのも理解ができます。また体の内部だけでなく、外侮から入り込んた有害物も多くあり、添加物や農薬などに含まれる化学物質や、有害金属などもあり、こうした有害物質は皮脂腺にたまりやすいという話もあります。
皮脂腺は汗腺の近くにあり、これらを温めることで、汗腺や皮脂腺が開いて、老廃物と有害物質を効率的に排出できることになります。
海水温熱で免疫力を上げる
体温が低いと、免疫力が低下するということは皆さんもご存知かと思います。では、なぜ低音ん低下が免疫力低下を招くかはご存知でしょうか?
それは、血流との関係が深く、「体温が上がれば血流が良くなる」からに他なりません、血流が良くなると白血球が活性化されるので、酸素が行き渡りやすくなり、栄養も細胞に届きやすくなるからなのです。
また血流が良くなれば、白血球は血液内を移動するため、必要なところへすぐ移動できるようになるため、体温上昇>血流改善>免疫上昇は理にかなっている効果なのです。
自律神経の調整役としての海水温熱
背中には脊髄と言われる大切な中枢神経が通っており、これに沿って自律神経が通っています。自律神経は覚醒や興奮をもたらす交感神経と、安息をもたらす副交感神経によってバランスがとられています。
全ての器官は、この自律神経によってコントロールされているため、これが乱れると、血圧、呼吸、発汗、消化、血流、睡眠、など生活に必要な全てのコントロールが乱れてしまいます。
海水温熱で背中を温めるということは、この情報の伝達をスムーズにするということになります。背中を温めるということは神経の流れを安定させ、ホルモンバランを整える手助けができるのです。
悪いところが分かるアチチ反応が海水温熱のポイント
海水温熱療法を施術していくと、ほとんどのお客様が「アチチ」と言われます。これは熱を体に入れるとその熱が深部に入らずに(老廃物が溜まっており血流がよくないため)、熱く感じられるためです。
こういったアチチ反応が出るところには、特に丁寧に熱を入れてほぐすようにしています。みなさん驚かれるところですが、ほぐれたところは老廃物が流れるのでアチチ反応が出なくなります。
これを私たちは「アチチ反応」といっています。お客様自身でも、自身の体の状態を認識していただけるために、遠慮せずにアチチと声を上げいただいております。
皆様も海水温熱を受けられる際は遠慮なく「アチチ」と叫んでくださいませ。
見た目でわかる体の反応
体は実に正直なもので「アチチ反応」もさることながら、表面的にも反応が出るのが海水温熱の凄いところです。こちらの写真のように体に不具合がある場合は、熱がうまく入らず、不具合な箇所が白くなり、赤みがまばらの状態となります。
(▲背中のコリ部分や、肝臓に熱が入らず、真っ白な状態)
海水温熱療法は、熱をカラダの深部へ浸透させていく施術ですが、筋肉のコリや血流が悪い箇所は、熱が浸透していかないという特性ががあります。
赤い部分が正常な状態で、白いままだとその部分が良くないことになりますので、健康的な場合は、全体が綺麗な赤みを帯びるような変化が見られます。
ご自身では認識していなくても、体は正直に反応してくれるので、海水温熱は健康への意識が変わる良いきっかけにもなります。

海水温熱士・パーソナルトレーナー
資格:嘉数式海水温熱士・銀座コーチングスクール認定コーチ・NPO日本食育インストラクター
海水温熱療法、パーソナルトレーニング併せて、14年間で延べ20,000人の健康サポート。肉体的・精神的・生活習慣等幅広い視点から根本的にカラダを改善していきます。