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マコモ(真菰)を実践!知られざるスーパーフードとその効果効能

マコモ(真菰)について

マコモ(真菰)とは、イネ科マコモ属の多年草で、あまりメジャーな植物ではないものの、国内各地で広く自生しています。一般的にはマコモマコモタケと呼ばれていますが、マコモの茎部分を食用としてマコモタケと呼んでいるので、植物全体を指す言葉としてはマコモと呼ぶのが一般的です。

近年マコモの効果効能が広く知られる様になったことで、マコモタケを食用として活用する以外にも

  • マコモ茶
  • マコモ風呂
  • マコモ蒸し
  • マコモ枕
  • マコモ石鹸

など健康ツールとして活用されることが多くなってきました。

マコモの栄養について

マコモに含まれる栄養には

  • ビタミンA
  • αカロチン
  • βカロチン
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • 葉酸

などが豊富に含まれていて、栄養素によっては、ほうれん草・にんじん・ピーマンなどの一般的な野菜に比べて数倍から数十倍の量の栄養が含まれおり、スーパーフードとしての期待が高まっています。

マコモ菌について

上述した豊富な栄養素に加えて特筆すべきはマコモ菌です。

マコモ菌は人や動物に有用な菌(枯草菌)。枯草菌類でマコモに属しているのがマコモ菌で、稲に属しているのが納豆菌です。

枯草菌は生菌と芽胞菌の二つの形態で生存するのが特徴の1つで、生菌として生存が難しい場合は芽胞菌という形態で固い殻を纏って休眠し水分と餌が十分にあって温度が高くなると殻を破り生菌として活動を始めます。

解りやすく納豆菌で例を挙げるとネバネバして糸を引くのが生菌の状態で、乾燥納豆などの乾燥した状況では芽胞菌に変化して休眠状況になっている感じです。マコモ菌も枯草菌なので納豆菌と同じ形態をとります。

マコモ菌は芽胞菌時は100度以上の温度にも耐え(ほとんどの細菌類は70~80度で死滅すると言われています。)胃酸でも死滅せずに腸に到達するといわれています。

マコモの健康効果・効能

上述した栄養素マコモ菌を持ったマコモですので健康効果もさまざまなものがあります。一般的に皆さんがお悩みの主だった症状への効果として代表的なモノには以下の様なものがあります。

効果 ① 腸内環境改善

マコモにはマコモ菌が属しており、芽胞菌の状態では胃酸でも死滅せず腸に到達し生菌として腸の常在菌を活性化して腸内環境を正常な状態に導いてくれるので腸内環境改善の効果があるといえます。便秘症下痢症状腸の膨満感などの症状の方には改善の期待ができます。

効果 ② 免疫力免疫力UP

効果①で挙げた腸内環境改善により腸内環境が良くなると免疫細胞が活性化して免疫力UPに繋がります。また排便等がスムーズになることでカラダの中に溜まった老廃物のデトックスにも繋がるので、疲労が蓄積している方睡眠の質が悪い方風邪をひきやすい方には改善の期待ができます。

効果 ③ エネルギー代謝UP

マコモは水をキレイにする効果がありますが、これはカラダの中の水分にもあてはまるのではないかと考えています。(マコモを活用した私の私見になります。)

マコモ蒸しやマコモ風呂に入ると良い意味でカラダ内部の水分量の増加が生じ肌のハリやツヤがでてきます。

これはマコモの有用な成分を皮下吸収することにより、カラダの中の水分がキレイになることで細胞内の水分保有量がUPし引き起こされるもので、細胞内も活発になりエネルギー代謝がUPしているはずです。(だからいつまでも汗がとまらないのだと仮説を立てています。)虚弱体質の方肌のハリツヤがない方汗をかけずに体温調整が苦手で熱中症になりやすい方などでお悩みの方は改善の期待ができます。

上記の効果・効能を踏まえて以下の症状に対する効果が期待出来ます。

※ マコモは医薬品ではないので特定の症状に効く薬の効能という意味ではなく、腸内環境改善・免疫力UP・エネルギー代謝UP等により症状が緩和若しくは改善すると捉えてください。

  • 循環器系 高血圧・低血圧症・動脈硬化症・狭心症
  • 血液系 貧血
  • 代謝異常系 糖尿病・高脂血症・痛風
  • 呼吸器系 風邪・気管支炎・喘息
  • 消化器系 慢性胃炎・胃潰瘍・胃ポリープ・慢性腸炎・大腸ポリープ・便秘・下痢・痔疾・慢性胃炎・慢性肝炎運動器系 肉離れ・打撲・捻挫・肩痛・首痛・腰痛・骨粗しょう症・肩こり・寝違え・五十肩・筋肉痛
  • 脳・神経系 坐骨神経痛・不眠症・自律神経失調症・偏頭痛・脳梗塞の後遺症
  • アレルギー系 アトピー性皮膚炎・花粉症
  • 内分泌系 甲状腺異常・生理不順・更年期障害
  • その他 二日酔い・火傷・湿疹・蕁麻疹・汗疹・水虫・歯痛・歯槽膿漏・口内炎・蓄膿症・ヘルペス

マコモの活用方法

さまざまな健康効果を期待ができるマコモですが、私たちの生活でも以下のように取り入れることが可能です。

  • マコモ茶
  • マコモ風呂
  • マコモ蒸し
  • マコモ料理
  • マコモ枕
  • マコモ石鹸
  • マコモオイル

私が日頃活用しているのはマコモ蒸しマコモ風呂(マコモ入浴剤)マコモ石鹸で以下の様な効能を実感(期待)しています。

マコモ蒸しの場合

体感したマコモ蒸しは、植物真菰成分発酵菌が生成した酵素類の物質が水蒸気と共に体全体に行き渡る形状をとっているので、経皮を通じてカラダ全体に良い影響を与えてくれます。(マコモ菌の芽胞菌は、100度の温度でも死滅せず、芽胞菌は煮沸容器に残っていると考えられているのでマコモ菌の良い影響を経皮吸収で取り込むことが可能。)

海水温熱療法に近いカラダ内部への熱浸透を実感できるので、カラダ内部の循環力がUPしいわゆる“巡る”を実感できます。

カラダ内部(細胞内)の水分量が増えることでカラダが良い意味でパンとしてハリやツヤが生まれ、それらに伴い代謝UPが起こるので疲労回復等に繋がったり、睡眠の質が向上しカラダの状態が良い方向に向かう感覚が得られます。

マコモ風呂(マコモ入浴剤)の場合

マコモは汚れた水を浄化する作用があり、凄いものになると70年間お湯の入れ替えをせずに育てられたお風呂がある程です。マコモ入浴剤を購入すると以下の様な説明を送ってくれます。

  • マコモ湯を作ってから2~3日目に異臭が発生する場合があるが一般的には1週間程度で消えます。
  • マコモ湯は2週間程度で安定したマコモ湯になります。
  • マコモ湯を使用した翌朝浴槽を見るとまこもの茶色の微粒子が浴槽壁及び底に付着又は沈んでいますが、うわ水は透明な琥珀色の水です。ガラスのコップに上水を掬って光にかざして見ると濁りのない透明な水です。
  • 浴槽水は、マコモ本来の余り強くない匂い(若干藁の匂い)がします。

最初は半信半疑でお湯を変えずにマコモ風呂をつくり、恐る恐る入浴していましたが、上記の説明通りで悪臭もせず肌の弱い私でもまったく問題なく数週間連続して入浴し続けることが可能でした。(お風呂の水の交換はさまざまなご意見あるかと思いますので自己責任でお願いします)

体感としては、マコモ蒸しの方が解りやすい効果を実感出来ますが、毎日マコモ風呂にしっかりと入浴し続けることでマコモ蒸しと同等の効果を得ることが可能だと感じています。

マコモ石鹸

洗顔石鹸としてマコモ石鹸を試しています。洗浄力としてはそこまで強い感じはしないですが、逆にそれが肌に良い感じがしています。マコモの芽胞菌が肌の表層常在菌に良い作用をしてくれる感覚があり自然の力を活用した美容効果が期待出来るような感覚です。ある程度の期間経過観察は必要ですが少なくとも悪くない印象です。

昔から使われてきたマコモの歴史

あまり知られていませんが、マコモは日本神話に登場するくらい神聖な植物で、しめ縄としても使われており「伊勢の麻 出雲の真菰」と呼ばれる様に、伊勢神宮のしめ縄は大麻でつくられており、出雲大社のしめ縄はマコモでつくられています。これは、スサノオノミコトが地上に降りてはじめて植えたのがマコモだとされており、元々出雲大社はスサノオノミコトを祭っていたということからきているのだと考えられます。また、マコモの最大の特徴は浄化作用なので浄化という意味合いでしめ縄にしていることも十分考えられます。

イネ科であるマコモは縄文時代貴重な食料の1つだったと言われていますが、神社のしめ縄や鏡開きでよくみる日本酒の樽の周りに撒かれている飾りなど、浄化目的で私たちの生活の中に古来から浸透している植物になります。

まとめ

私がマコモを知ったきっかけはとあるユーチューバーの動画を観てからですが、青空市場、よもぎ蒸しなど、ちょっとしたところでマコモに出会う機会が増えていきご縁を感じたので色々と試してみることにしました。実際に試した感想は上述した通りですが、マコモには大いなる可能性を期待しています。

スーパーフードとして注目を集め始めているマコモ。工業廃水やふっ化合物、農薬やラウンドアップなどの除草剤などにより日本中至る所の水質が低下している近年だからこそ、水をキレイにする真菰が日本中にどんどん植えられる様になればきっと今より日本の水は豊かになるはずです。資本主義を追い求めて住みにくくなった環境を立て直す1つの手段としてマコモが日本中に根付いていくことを願っています。

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