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生まれつき太らない体質の原因と改善法を遺伝と生活習慣から探る

生まれつき太らない体質はあるのか?

生まれつき太らない体質が「ある」か「ない」かでいくと「ある」とお伝えします。

その根拠は、因果関係が見当たらないにも関わらず太らない体質の方が現に存在しているからです。(太りやすい体質の人も存在しています。)

実際に、これまで健康産業の一員として様々な文献で勉強したり、クライアントさんをみてきた経験からも、食べても太らない方は大抵元々太らない体質で(これが生まれつき太りにくいのか、幼少時代頃から太りにくいのかは定かではありません。)長年悩まれている方が実際に多くおられました。

生まれつき〇〇の場合によく考えられるのが遺伝ですが、体質等の遺伝子が両親から子に引き継がれる可能性は1割~3割と言われています。(諸説あり)ということは、体質の特性の7割~9割は環境や生活習慣によって決まるということになります。

私見では遺伝よりも、幼少時代から学生時代(両親と一緒に生活している期間)に両親の生活習慣を受け継ぐ可能性が非常に高く、それによって太らない体質になった可能性の方が高いと考えていますので、生まれつき太らない体質もありますが、それよりも太らない体質になる生活習慣が身についていると表現した方が正解なのだと考えています。

生まれつき太りにくい体質の特徴

これまで相談にのってきた太りにくい体質の方はそれぞれ以下の様な特徴を有していました。

  • 食後にお腹が張りやすい。
  • 下痢になりやすい。
  • 食べたらすぐに便意をもよおす。
  • 下腹部に硬さがある。
  • 身体の深部に冷たい部分がある。
  • 目まいを起こすことがある。
  • 寒がりである。
  • 手足が冷える。
  • 肌が乾燥しやすい。
  • ドライマウスなど唾液の分泌が少ない。
  • 噛みしめなど力みやすさがある。
  • 不安感(心配事)や罪悪感を感じやすい。
  • ストレスを溜め込みやすい。

上記の心当たりがあればある程、生まれつき(幼少時代の生活環境)太りにくい体質の可能性が高いといえます。

太りにくい体質の問題点

飽食の時代真っ只中でテレビをつけると痩せるためのトレーニングジムのCM、情報番組では痩身エステの類が繰り返し放送されている昨今なので、太りにくいというのは羨ましいと感じる人が多いかもしれませんが、実は太れないという理由で苦労をしている人も多く存在し、また太りにくいということでこれから将来に向けて問題がでてくる可能性も秘めているのが太りにくいという問題点です。

太りにくいと起こる問題【 不活動的 】

太りにくい体質の方は得てして不活動的でエネルギッシュと逆の状態になりやすく、元気がでない、やる気がでない、風邪をひきやすい、疲れがとれにくいなど、元気でいたくてもエネルギー不足のために不活動的な状態が常になりやすくなっています。

太りにくいと起こる問題【 虚弱体質にみえる 】

太りにくい体質の方は顔色肌ツヤ低下しやすく、エネルギー不足の様な感じでひょろっとしてみえることが多く、見た目にも弱々しく、健康な状態であったとしても虚弱体質にみえてしまいます。

太りにくいと起こる問題【 老けてみえる 】

30代中盤から40歳に差しかかる頃には老化が顕著に起こってしまいます。ある程度脂肪があれば肌のハリに繋がるので若々しくみえますが、脂肪が少ないと肌のハリがなくたるみが起きやすくなってしまうので、顔は元より年齢のでやすい首回りなどに老化の兆候がでやすくなってしまいます。

太りにくいと起こる問題【 出費 】

カラダに起きる問題ではないですが、太りにくい人がカラダを変えようとすると質の良いものを多く食べることが必要になるので出費がかさみます。痩せたい人の場合は食べなければいいのでお金がかかりませんが、太りにくい人は食べないといけないところが辛いところです。

太りにくい体質で悩まれている方の大多数が見た目にコンプレックスを感じている兆候があります。問題がでている場合はできるだけはやく改善した方がいいですし、問題がでていなかったとしても体質改善は一朝一夕では難しいので、出来るだけはやく改善することをおすすめします。

太りにくい体質を改善する方法

太りにくい体質を改善するには、まずはなぜ太りにくいか原因を突き止めなければなりません。原因を探る前に確認したいのは下記項目に該当していないかどうかです。(下記項目に該当しているようならそれを改めれば太れる可能性が高くなります。)

  • 摂取カロリーが消費カロリー以下である。
  • 炭水化物を摂取していない。
  • まったくカラダを動かさない。
  • 毎日の睡眠時間が3時間以下である。

上記に該当しておらず、適度な運動もこなしていて、栄養と休養をしっかりとっているのに太れない場合は下記の原因が考えられます。

  • 消化器官機能低下
  • 結合組織癒着と滞留
  • 精神的な問題

それぞれを詳しくみていきましょう。

消化器官機能低下

消化器官とは口から肛門まで続く器官(食道・胃・十二指腸・小腸・大腸など)で、食べたものを消化吸収・排泄する機能を担っています。ここが機能低下しているといくら食べてもカラダに取り込むことが出来ないので太りにくさに繋がります。(個人的見解としては特に小腸の機能低下がもっとも太らない体質に関与していると考えています。)

世界の地域特有民族でみていくと、日本は年間雨量が多く湿度が高い傾向にあり、且つ冬の寒さもしっかりとあるので、胃腸の大敵となる湿気と冷えが混在する過酷な地域といえます。

このことから欧米などカラダが大きくなりやすい性質の民族より消化器官機能低下を起こしやすい環境が整っていますので、遺伝的要素云々というより、そもそも太らない性質のアドバンテージがあるといってもいいレベルです。その上さらに近年食の欧米化やたんぱく質中心(たんぱく質を分解していくとアミン類という物質になりこのアミン類は毒素です。だからプロテインを飲んだり肉ばかり食べているとおならが臭くなるのです。)で炭水化物をカットする傾向など日本人に合わない食事の席巻により消化器官の機能低下が顕著になってきています。

これだけ胃腸をはじめとした消化器官が機能低下を起こしてしまうと栄養吸収なんて出来るはずもないので太れるわけがありませんね。

消化器官機能低下の改善方法

消化器官機能低下している方は東洋医学的な観点西洋医学的観点日本特有の性質の観点等でタイプ別にみていかないといけないのですが、ここではそれらをまとめて総合的に行ってもらいたいこととして、「消化器官機能低下を回避する為に避けてほしいこと」と、「消化器官機能を高めるために実践してほしいこと」を紹介していきます。

避けてほしいこと

  • たんぱく質と野菜だけの食事療法は控える。
  • 動物性たんぱく質を摂取する場合はフルーツを控える。
  • 一般農法で生産された野菜の摂取は控える。
  • 添加物の含まれている加工食品や飲料の摂取は控える。
  • 精製された砂糖が含まれている食品の摂取は控える。
  • 小麦が含まれている食品の摂取は控える。
  • IHや電子レンジを使用した食品の摂取は控える。
  • 冷たい食べもの・飲み物を控える。
  • 高負荷トレーニングやマラソンなど激しい運動は控える。

実践してほしいこと

  • 毎日濃度0.1%の塩水を2リットル~3リットル摂取する。
  • 1口の咀嚼回数を50回~100回にする。
  • 午前中は生フルーツか生野菜のみにする。
  • 昔ながらの製法でつくられた海水塩を調理につかう。
  • たんぱく質と炭水化物(野菜等を含む)の割合を2:8にする。
  • アルコール摂取する場合は自然派のお酒にする。
  • 夏場の主食は雑穀米にする。
  • 日常でできるだけハトムギ・クコの実・小豆を摂取する。
  • 毎日22時頃に寝る様にして、7.5時間又は9時間の睡眠をとる。
  • 真菰入浴剤をつかい毎日15分~30分の入浴を心がける。
  • 朝の散歩など適度な運動を心がける。
  • 毎日大きな深呼吸を心がける。

上記のことを日常に取り入れることで、徐々に消化機能が高まっていきます。ただ、即効性のあることではなく根気が必要です。

遺伝的影響で生まれつき太りにくい場合にせよ、生活習慣によって太りにくい状態になっているにせよ、大人になってある程度構築されたものを改善していくのは一朝一夕にできるものではありません。

コツコツと根気よく行っていくことで徐々に改善していきますので気長に愉しみながら実践してみてください。

結合組織癒着と滞留

消化器官機能低下にもかかることですが、筋膜や骨膜などをはじめとした結合組織癒着はカラダ内部の滞留に繋がり様々なカラダの機能低下を引き起こします。太らない体質の場合は主に「消化吸収出来ない「筋肉がつきにくい」ということがカラダの中で起きていて、結合組織癒着滞留はこれらを引き起こしている最大の要因といっても過言ではないでしょう。

結合組織の癒着は生活習慣を改善するだけでは難しく半強制的なアプローチが必要で、近年様々なアプローチ方法がでてきています。私も試しに色々な施術を受けてきましたがその中で結合組織癒着の改善効果を感じることができてカラダ内部の流れが促進されたものは以下のようなものがあります。

  • リンパマッサージ
  • チネイザン(古代中国で発祥した気功療法)
  • 細胞セラピー(カラダの癒着をとく施術)

になります。すべてにおいていえることですが、施術者のスキル感覚が凄く大切で相当のセンスか熟練者でないと効果がでませんので、受けられる場合はしっかりと吟味してから受けられることをおすすめします。

カラダ全体のアプローチが理想ですがお腹周りから骨盤周りの癒着を剥がせることが出来れば十分効果を実感できるはずです。筋肉や筋膜だけでなく内臓にもアプローチ出来ないと効果を感じることが出来ませんので、やはり施術者には拘ってください。

精神的な問題

太らない体質を気にしている方は「太らない」ことを気にして思考したり行動しているので、いわゆる思考は現実化する的なやつでいくと、結果的に太らないという現実をつくりだしてしまっています。では、太った自分をイメージしたら直ぐ太る様になるのかといえば、消化機能低下や結合組織の癒着や生活習慣があって実際に太りにくい体質ができあがってしまっているのでそんなに簡単なことではありません。

太りにくい体質を改善するのに必要なことをするのは必須条件ですが、それと+αとして実際に体重が増えて見た目が変わったことによって、やってみたかったファッションをしている自分をイメージするなど、成功した自分を思念の中でつくりあげていくと体質改善の効率がアップするはずです。

感情的な方向から考えると、太らない体質の方は食べたものを吸収する器官である小腸の機能低下が起きてい臓器と感情の繋がりを言葉で表すと以下のようになります。

小腸の機能低下に繋がる感情 → 被害者意識・心配・罪悪感

小腸の機能向上に繋がる感情 → 自分を愛でる・受容・安心感

という具合に、被害者意識や罪悪感をはじめとした心配事が多い場合はその思考癖の改善が効果的で、他者ばかり気にして自己を大切にしていない場合はもっと自分に向き合って大切にして行く様にしていきましょう。

大食い(早食い)選手はなぜ太っていないのか?

太れないというテーマの中で、日本の大食いの人たちを見ると太っている人が少ないという点に興味を持つ方もおられるのではないでしょうか?

アメリカのメジャーとして活躍していた、ホットドッグ早食い王の小林尊さんが引退を表明したことでまた大食いが注目を集めましたが、小林尊さんの公表している身長と体重は173cm58kgで、40代男性身長173cmの平均体重73.9kgを大きく下回っているので、大食い選手なのに太っているどころか痩せていることになります。

現時点で医学的な臨床データなどはないようですが、大食い(早食い)選手が太っていない理由としては以下の可能性があるといわれています。

  • 満腹中枢の異常により満腹を感じないようになっている。
  • 胃腸の弁が緩くなり食べたものが未消化の状態で押し流され消化吸収されている。
  • 大食いすることにより胃に食べものが入り過ぎて門脈が圧迫され狭くなっているため栄養分の吸収が出来なくなっている。
  • 基礎体温が高い体質で脂肪代謝が高くなりエネルギーと熱を放出している。

基礎体温が高いのは生まれつきや生活習慣によって起きており、いわゆる代謝がいいという状態ですが、それ以外の事柄は大食いすることによってカラダの防衛本能(大量の食べものを消化吸収していると生命の危機に陥ってしまい兼ねないから)が働き、正常な機能が保てなくなってしまっていそうです。

生まれつき太れない体質の方は太るために食べる量を増やすことが多いですが、食べ過ぎにより大食い選手と同じような状態に陥って、余計に消化吸収がされない食べても太らないカラダに向かっていく可能性も十分にありますので、太るためにはとにかく消化吸収に着目することが肝要ですね。

まとめ

私事ですが、遺伝や生まれつきという点で、私も人知れず心配だったことがあります。

私の父は重度の薄毛で40歳を超える頃にはいわゆる禿げと呼ばれる部類でした。小学校の参観日等でそのことをクラスの子にいじられたことでトラウマになって、必然的に絶対禿げたくないという信念とそれに伴る努力をずっと費やしてきました。その甲斐もあって現在44歳で禿げておらず、白髪も殆どありません。これから鑑みると体質の遺伝は1割~3割というのは納得できます。

そんな折に最近よく思うことは「親子って本当に顔とか体型が似るんだなぁ。」ということです。

当たり前の話ですが親子だから遺伝子が親から子に受け継がれることで顔や体型が似ます。なので親子が顔や体型が似ていてもなんらおかしいことではありませんね。ここででてくる疑問が「これだけ遺伝子がしっかりと受け継がれるのに体質はあまり遺伝しないなんてことはあるのか?」ということです。もし私の疑問が正しければ、太りにくい体質が遺伝子レベルで親から引き継がれていれば、太ることはかなり難しいかもしれません。

ただ、禿げたくない一心で努力したことによって禿げる遺伝子を回避できた私の実績からいくと、いくら遺伝的要素が強くても、そうは成らないという信念と努力をもってすれば成らぬものはないということです。最後は私の遺伝に逆らった結果のご報告と精神論での締めくくりになりましたが、記述した内容が少しでも太らない体質改善のサポートになれば幸いです。

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