塩水を飲むことによる健康効果とは?スピリチュアル的視点からも考察

塩水を飲むと健康に良いとか、スピリチュアル的にも浄化作用が期待できる。そんな情報をみかけたことはありませんか?当サロンでも塩水療法に関する記述をしていますが、水と塩というシンプルな組み合わせが、なぜ健康産業やスピリチュアル界隈で近年注目され続けているのか。
この記事では、科学的・健康的な視点からみた塩水のメリットを解説しつつ、スピリチュアル的な意味合いにも触れながらまとめていますので参考にしてみてください。
塩水を飲むことの健康効果
塩水を飲むと私たちの根源的エネルギー産生である浸透がスムーズなるというのが塩水療法の根底部分の理論ですが、身近で具体的な健康効果にどの様なものがあるかを紹介していきます。
※ 塩水療法の詳細に関しては 塩水療法とは何か? の記事を参考にしてください。
電解質バランスを整える
塩水療法の理論にも重複することですが、人間のカラダの約60%~70%は水分になっており、その水分はナトリウムやカリウムなどの電解質によってバランスを保っています。
夏の熱い時期や入浴中や就寝中など多くの汗をかいた時は体内の電解質が不足しやすく、カラダが機能的性が低下しやすくなるため、だるさや頭痛の原因になることもありますが、毎朝1杯の塩水を飲むことで、体内のナトリウムやカリウムを補って水分の吸収をスムーズにしてくれます。
イメージとしては、塩水を摂取することによって体内の淀んでいた流れが、清流のようにしっかりと循環している感じになります。
腸を刺激しデトックスをサポート
塩水はその特性から腸に優しく働きかけて消化を助ける効果が期待できます。特に便秘気味の方には腸のぜん動運動を促す役割を果たすこともあり、老廃物をスムーズに体外へ排出するといったデトックスのサポートに繋がっていきますし、デトックスがうまくいき始めると腸内環境も整いやすくなるので免疫力アップも期待できます。
近年腸は第二の脳と呼ばれるほど重要な臓器です。腸が元気で健康な方は前向きでポジティブな人が多いので、便秘がちで腸内環境が低下して、イライラしやすいネガティブな思考に陥りやすい方には特にお勧めです。
睡眠の質が向上する
睡眠30分前位に適度な塩水を摂取することによって体内のバランスが整いやすくなり、就寝中に細胞の修復がスムーズになるので、普段よりも起床時にカラダが軽いなどの効果がでやすくなります。カラダのバランスが悪い状態だと疲労やストレスも抜けにくく、諸々のバランスが整いにくい状態なので就寝はリセットという認識を持つこと、リセットする為にカラダを整える手段として塩水を摂取してから就寝するというルーティンを持つと次の日に不調を持ち越さなくすることが可能になります。
自律神経を整える
ナトリウム不足は、めまい・だるさ・集中力低下などの原因になることがありますが、塩水を少量取り入れることで、体内の水分循環がスムーズになり自律神経の安定にも繋がると云われています。特に、朝1杯の塩水は交感神経と副交感神経の切り替えをサポートし、代謝スイッチを入れる効果も期待できます。これにより朝の目覚めが良くなり、一日のリズムが整いやすくなり1日を通して心身共に健康に生活することが可能です。
疲労回復・代謝アップ
塩に含まれるミネラル(マグネシウム・カルシウム・カリウムなど)は、エネルギー代謝に必要不可欠なものです。普通の水を飲むよりも微量のミネラルを含む塩水を飲むことで、代謝がスムーズになり疲労回復をはやめることができます。特に運動後やサウナの後など大量の汗をかいた後に適度な塩水を補給すると、通常時よりも身体の回復がはやまる実感を持ちやすくなりますので是非1度試してみてください。
正しい塩水のつくり方と飲み方
塩水をつくる場合は精製塩ではなく、海塩・岩塩・天日塩などミネラルが豊富に含まれた自然塩をつかう様にしてください。精製塩は純粋な塩化ナトリウムでカラダに必要な微量ミネラルが失われたものになるばかりか、ナトリウムばかり摂取することになるので体内のミネラルバランスが崩れてさらに不健康になってしまいますので注意が必要です。以下の情報を参考にしながら塩水をつくって飲む様にしてください。
塩水の濃度
濃度の目安は人間の体液に近い0.1〜0.9%迄にしましょう。これ以上の濃度にすると水分と塩分のバランスが崩れ過ぎて臓器に負担がかかるなど体調不良を引き起こす可能性があります。
飲むタイミング
代謝スイッチをいれるイメージで朝起きてすぐ。電解質の補給として汗をかいたあとすぐ。リフレッシュの意味で疲れを感じた時が飲むタイミングとして最適です。
※ 上記は日常の負担なく摂取する様なイメージで、塩水を飲みはじめる初心者向けのつくり方と飲み方になります。上級者向け(塩水療法を毎日実践したい方)としては、別記事の 塩水療法を実践する際の効果的な塩水の作り方 でおすすめの塩水のつくり方とおすすめの摂取のタイミングを紹介していますのでそちらをご覧ください。
スピリチュアルな観点からみる塩水とは
古来より日本でも世界でも塩は浄化の象徴として扱われてきました。その名残は盛り塩や葬儀のあとにカラダを清める塩など、邪気を払うアイテムとして今も日常にしっかりと根付いています。これにより塩水を飲むことは内側から自らを清める行為と考える方もいらっしゃって、実際に塩水を取り入れた人の中には「不思議と心が落ち着いた。」「頭がクリアになり直感が冴えるようになった。」「モヤモヤが抜けて前向きになれた。」などと感じる方も少なくありません。
もちろん、これらは科学的に証明された効果ではありませんが、心とカラダが繋がっている以上は浄化の象徴である塩をカラダに取り入れることで意識が変わるというのは十分にありえることなので否定できるものでもありません。
そもそも塩水を飲むことで上述した科学的・医学的観点の様に、カラダの機能が底上げされ諸々の流れがよくなることは、心の安定やクリアになるといったことも含まれていますので、塩水を飲むことで浄化などのスピリチュアルな観点だけをみるのではなくて、科学的・健康的側面も含めて包括的に健康に繋がったという認識くらいで丁度いいように思います。
スピリチュアルな意味での塩を舐める行為
スピリチュアルな情報を検索すると塩を舐める意味は…
- 浄化とエネルギーの清浄化
- 生命力の補充と活性化
- 霊的な防御力の強化
などがあるとされていて、3回塩を舐めると守護霊がしっかり護ってくれる等の投稿などもみかけます。私もスピリチュアルは好きな方ですし(残念ながら観えたりとかしないタイプです。)否定的ではないですが、商業柄からいくと、スピリチュアル的視点からカラダを良くしていくよりも、自然科学的視点からカラダを良くしていく方に重きを置いていますので、体内のバランスが崩れやすい塩を舐める行為よりも、日常的に塩水を飲み続ける方が吸収力やカラダのエネルギー産生を高めてくれて健康度を高めてくれますし、ついでに浄化までも出来てしまうということで、スピリチュアル的にも健康的にも塩水を飲むことを推奨しています。
まとめ
塩水はただの飲み物ではなくて、カラダのバランスを整えるシンプルで効果的な健康法だといえます。電解質バランスを調え、腸を活性化し、自律神経を安定させ、代謝をサポートする。そのどれもが毎日の生活をラクにしてくれる要素であり、塩水を飲むことはこれらの根源的なものを支える大切な要素ともいえます。
そんな根源的な土台部分を補いながら、スピリチュアル的観点からは浄化や邪気払いが出来て、塩水を飲むことにより内側から心身を清められるとすれば一石二鳥の健康法といえます。私も3年前からずっと実践していますが、塩水を飲む前よりもカラダの状態はいいです。安価で簡単に出来る健康法なので皆さんも是非トライしてみてください。