海水温熱療法は施術側もあちち反応
海水温熱療法は、受ける側のあちち反応がよくクローズアップされていますが、実は施術側もかなりあちち反応がでてしまうのです。というより、むしろ施術側は火傷をしてしまいます。(受ける側は火傷しないので安心してください。)
海水温熱療法施術側のあちち反応あるある
海水温熱療法の施術側のあちち反応(普通に熱い含む)には以下のようなものがあります。
- 蒸したタオルを持った時
- 施術中の熱の跳ね返り
- 蒸した鍋の蓋を開けた際の蒸気
- 蒸した鍋の縁に腕が当たった時
3と4に関しては、普通に自損事故です。普通に火傷です。焦ってる時や、バタバタした時に起きやすいことなので、集中したり、注意をする他に対策はありません。1と2に関しては、以下に少し掘り下げていきます。
蒸したタオルを持った時や施術中のあちち反応
鍋で蒸したタオルは、60℃から70℃の温度があるので、普通にかなり熱い温度です。それを受け手にかけていくのですが、バスタオルを2重にしたものを間に挟むので、物理的な温度としては、40℃~45℃といわれています。(なので、基本的に受ける側は火傷しません。)
この時、施術側は軍手1枚で施術を行っていきます。普通に考えれば、軍手を2枚重ねにするとか、軍手の下にゴム手袋をするとかの対策をとっていけばいいのですが、それが出来ない理由があります。
海水温熱療法は、受ける側の状態が悪い箇所に関しては、高熱の跳ね返りがあります。(良い箇所に関しては、熱い跳ね返りはありません。)施術側はこの跳ね返りで、受ける側のカラダの状態をジャッジして、熱入れの強弱をつけていきます。
これをすることによって、海水温熱療法の施術パフォーマンスを高めることが出来るので、自身の手の熱さの犠牲が必要になってくるのです。
正直なところ、初めてタオルを持った時に、絶対に自分には無理だ。と、思うくらいの熱さを感じてしまいました。(でも、1週間位で慣れます。)
因みに、初めて持つと以下のような反応になります!
まとめ
海水温熱療法を施術する側は、よく「ドS」とか「楽しんでる」ということを言われてしまうのですが、実際は私たちも結構熱いですし、なかなか大変な施術になるのです。
たまにお客様にもお伝えしますが、「一緒に熱さと戦ってます。」という感覚です。
お互いの体調や波長が合うと、凄く良い熱の入り方を実現出来るので、海水温熱を受ける場合は、ぜひ前向きに受けてください。