腰痛によく効く温熱療法 まずはセルフケアそれでもダメなら海水温熱!
腰に痛みや張りなどの不快感をともなう「腰痛」に悩まされている人は、国内で2000万人を超えるともいわれています。
多くの人を苦しめる腰痛はどうすれば治るのか。腰痛の原因や、腰痛によく効く温熱療法の話を中心にお伝えします。
腰痛はさまざまな要因により起こる
なぜ腰痛は起こるのでしょうか?
腰痛を発生させたり、悪化させたりする原因にはいくつかあり、たとえば立ち仕事は腰に悪いなどとよくいわれますが、これも原因の一つ。長時間同じ姿勢を続けることで、腰に過度な負担がかかり、腰痛を引き起こすのです。
そのほか、加齢による筋力の衰えも腰痛の原因に。また、腰を長時間冷やしてしまうと、血行や疲労物質などの代謝が悪くなり、腰が痛くなりがちです。
腰痛は、以上のような動作や環境、年齢や性別をはじめとする個人的要因など、さまざまな要因が重なり合って発生するものなのです。そのため、原因の特定は簡単ではないということになります。
腰痛を緩和する方法
原因の特定が難しい腰痛ですが、どういった原因に基づく腰痛であったとしても、温めて血行をよくすると快方に向かうことが多いです。温めて腰痛緩和する方法についてご紹介します。
自分でできる温め方その1【衣類で腰を温める】
腰を温める最も簡単な方法が、日々の洋服選びです。冬は保温効果の高い服を着て、タイツやストッキングも厚手のものを選ぶようにするといいでしょう。
夏でも、室内では冷房が効きすぎていることも多く、冷やさないよう注意が必要です。腰に手を当てて、暖かくて気持ちいいと感じるようであれば、腰が冷えているサイン。すぐに対策を取りましょう。
自分でできる温め方その2【入浴】
腰を温めるのには、入浴も効果的です。入浴は全身をしっかり温めて血行をよくして、筋肉のこりをほぐしてくれます。
腰痛対策のための入浴法としては、首まで深くお湯につかるのがおススメです。38度~40度ぐらいのぬるめのお湯を浴槽いっぱいにためて、できるだけ足をゆったり伸ばして入浴します。浴槽が小さくて、肩までお湯に浸かれない場合は、お湯で温めたタオルを肩にかけるようにしましょう。
それでもダメなら【温熱療法】
腰痛緩和に対して、さらに高い効果が期待できるのが「温熱療法」です。温熱療法にはいろいろあり、私たちが行う、芯まで熱を届ける「海水温熱両方」。温かい物質で腰を覆い体の表面を温める「ホットパック療法」のほか、超音波を利用して温熱効果を得る「超音波療法」、マイクロ波により温熱効果を得る「マイクロ波療法」などがあります。
いずれの温熱療法も、患部や全身を温めて血行をよくして、筋肉の緊張をほぐして腰痛を緩和へと導きます。ただし、温熱療法は、患部が冷えるとまた元の状態に戻るため、この療法だけで腰痛を完治させるのは正直困難です。
私は、冷やさない為に1年を通して腹巻を使っています!
継続的な腰痛改善をするためにも、継続的に、体全体を強くすることがとても重要です。「海水温熱療法」はお悩みである腰痛へのアプローチもさることながら、体全体の免疫力や、体温を継続的にあげて、強い体へと導いていきます。腰痛でお悩みの方はぜひお試しいただきたい施術となります。