首肩のこりをほぐすゴリゴリマッサージ
首肩のこりは実に多くの方が抱えておられる悩みです。
長時間のデスクワークをはじめ、ストレスからなども緊張してしまい、様々な原因により首肩のこりを抱えておられる方が多くおられます。
とても多い症状なだけあって、その対処法も様々なものがあります。
今回はそんな対処法の一つとして首肩をゴリゴリしてマッサージするという方法をご紹介いたします。
今回ご初回するゴリゴリマッサージは当サロンで行うディゾルブピーリングという施術をセルフで行えるように考えた形になりますので、何を行っても肩首こりが解消されない方には一度お試しいただきたいセルフマッサージとなります。
首肩のゴリゴリの正体
首肩が凝っておられる方は、ご自身の首や肩を手で揉む・触るという動作をちょくちょくされると思いますが、その触った感触の中で、ゴリゴリと抵抗があると感じられることはありませんか?本来滑らかな触り心地のはずが、このゴリゴリを触ると「痛気持ちいい=ここが凝っているんだ」と認識される方も多いと思います。
このゴリゴリは細胞セラピー(ディゾルブピーリング)で言うと「癒着」という扱いになり。筋膜や骨膜、細胞同士の癒着によって、流れが滞っている状態になります。
この癒着を解くということが、首肩の巡りを良くして流れるようにするのが首肩のこりを解消につながります。
首肩のゴリゴリマッサージについて
先もお伝えした通り、首肩の癒着を解くということは、カラダ自体の流れを良くするので、自身の治癒力を高めることにつながります。
また自己の治癒力も高まるので、日々の生活の中で自然と肩首のこりも改善され、さらに凝りにくくもなるという考えのもと行うマッサージになります。
具体的なマッサージ方法としましては、皮膚の表面を物理的にゴリゴリして癒着を取り、血行も促進するというマッサージ法となります。
セルフで行う際の注意点としましては、強すぎる力を加えると皮膚を痛める可能性がありますので、アザなどにならない程度の強さで行うということを心がけてください。
それでは首肩のゴリゴリマッサージ方法のやり方をご紹介していきます。
首肩のセルフゴリゴリマッサージ
準備するもの
- 小瓶(マッサージに使用)
- オイル(肌に塗って滑りをよくする)
今回ご紹介するゴリゴリマッサージは、首肩に小瓶などを使ってマッサージしたい部位を擦り癒着をとっていきます。
その際に、使用する道具として小瓶(肌を直接差するので質感がざらざらしていないもの)がおすすめです。
また、肌のあたりを滑らかにするためにオイルなども事前に塗っておくと滑らかに奥までゴリゴリすることができ、摩擦による痛みも少なくなります。
マッサージする箇所
首
耳の横から肩に流れる筋の左右を上から下へ流すように小瓶を押し当てて流していきます。
肩
肩こりの原因は巻き方(前側の筋肉が縮み後ろを引っ張っている)ことが多く、前側を解いてあげることで正しい肩の状態に戻すことが重要です。
また、前側をほぐす際も筋繊維が縦に走っているので、十字をきるように、筋に沿って水平・平行にゴリゴリとマッサージすることがポイントです。
マッサージ方法
マッサージのポイント
癒着をとっていくイメージは、繊維が左のようになっているものを流れに沿ってゴリゴリすることで右のように解いていくイメージを持って行ってください。
ゴリゴリを行っていると引っかかりのようなゴリッとした感覚があるので、それらを重点的にほぐすという意識を持ってください。
また温めてゴリゴリマッサージを行うこともとても有効ですので、行う場合はお風呂上りなどがおすすめです。
マッサージ実感の目安
5分程度ゴリゴリマッサージを行うと「弛む(ゆるむ)」という感覚になります。
この弛んだなという感覚が、癒着が解けて行ったというポイントなので、弛んだなと感じていただければ、首肩のこりの解消にも繋がっていきます。
まとめ
今回ご紹介した、首肩のゴリゴリマッサージ方は、すぐ良くなるではなく流れを良くして治癒力を高めるという方法なので、習慣的に行うことがポイントになります。
寝て起きて肩が重だるい人、こういった方は特に、回復しづらいカラダになっており、赤信号(回復していない)状態なので深部や表面上も流れがわるい状態です。
そのような方に特におすすめのマッサージ方法となりますので、今回ご紹介した首肩のゴリゴリマッサージで首肩のこりの解消をトライしてみてください。