足首のくびれを取り戻すセルフゴリゴリマッサージの方法と効果

足首は全身のバランスに影響したり全身の血流に関わる重要な部位で、足首が上手く機能していないと怪我のリスク増大や脚全体の疲れやすさや下半身太りなど様々なマイナス要因が起きてしまいます。
特に最近女性の「足首のくびれがない」「アキレス腱がみえない」という悩みが多く、運動やエステなどでは改善出来なくなっている方も増えてきています。
この様な状態になっている原因は日々の習慣から起こっていることが多く、骨盤・股関節・姿勢・腕の使い方に問題がある方もいらっしゃいますが、比較的多い原因は足部になります。
この足部には、距骨(きょこつ)立方骨(りっぽうこつ)舟状骨(しゅうじょうこつ)踵骨(しょうこつ)をはじめとしたカラダの4分の1の骨が集まっていて骨の位置がズレるなどのエラーがとても起きやすい箇所になっています。
日々の習慣や足裏のつかい方の悪さをそのままにしていると長い年月をかけて足部の筋肉や筋膜や骨膜の捻じれや癒着を起こし、これによって血流不全を起こし脂肪や水分が溜まりやすくなっていき、いわゆる象脚タイプといったくびれのない足首に近づいていきます。
日々の習慣や足部の使い方の癖によってくびれのない足首が形成されていくので日々の習慣や足部のつかい方をかえる必要がありますが、捻じれや癒着が強い場合は正しいつかい方ができない方も多くあり、その様な場合はまず癒着を剥がして捻じれを解消して流れをよくする必要がありますので、今回は自宅でできる足首のセルフゴリゴリマッサージのやり方をご紹介していきます。
足首のセルフゴリゴリマッサージとは
今回ご紹介するのは細胞セラピーという方法をもとにセルフで足首をゴリゴリとマッサージする方法です。
足首のマッサージというと揉んだり押圧したり圧をかけて撫でるイメージですが、セルフゴリゴリマッサージはその名の通りゴリゴリとマッサージしていきます。
ゴリゴリとマッサージをすることでの狙いは筋肉や筋膜や骨膜の癒着を剥がしていくことになり、これは細胞セラピーという施術の応用で運動やエステや手技などでは解消することが出来ない根源的な癒着をツールをつかって物理的に削いで流れを生みだすという方法です。
むやみやたらにゴリゴリすると逆効果を生む可能性もありますが、正しいやり方を身につけて日々の習慣にしていくことで以下の様な効果が期待できます。
- 足首痩身
- 足首むくみ解消
- 足の冷え解消
- 足首の柔軟性アップ
足部から股関節の状態や、セルフゴリゴリマッサージの熟練度などによって個人差が大きくでてしまいますが、上記の様な効果がでた場合は足首がシュッとした感じがでてきます。
足首のセルフゴリゴリマッサージ
使用するツール
足首のセルフゴリゴリマッサージに使用するツールは、ある程度の硬さがあって鋭利過ぎない角。そして表面がつるつるした滑らかなものであれば基本的になんでも活用することが可能で、例えば以下の様なものを準備してください。
- 石
- 鉱石
- ステンレス性のモノ
- ガラス製のモノ
- 陶器製のモノ
身近に活用できるものがない場合は個人的には2000円前後で購入できるテラヘルツ鉱石を購入するのがおすすめです。WEB検索すると「かっさ」という施術用のものがたくさんでてきますが、かっさ用でなくても大丈夫です。ちなみに自宅で使用している愛用テラヘルツ鉱石は↓です。
ゴリゴリマッサージの方法
準備
ゴリゴリマッサージをする時は癒着を剥がすという目的の為にある程度の圧力をかけて撫でていくので、ジェルやオイルなど滑りやすくするモノを塗布してから行っていきます。
手順
足首のゴリゴリマッサージを行う前に知っておいて欲しいことは、足首に関わる筋肉は大きく分けると
- 足裏に付く筋肉
- 足の甲に付く筋肉
- 足裏から足首をまたいでスネに付く筋肉
- 足の甲から足首をまたいでスネに付く筋肉
- ふくらはぎに付く筋肉
があり、これらを理解した上でゴリゴリした方が大きな効果を得られる可能性が高くなります。
それを踏まえてどの筋肉にアプローチするのか、撫でる走行はどの方向かなどイメージしやすくするためのポイントを解説していきます。
※ 筋肉の名前を覚える必要はないので方向や流れのイメージを掴むように心がけてみてください。白い矢印の方向に撫でるように削ります。
足裏のゴリゴリ
足裏は大きく分けて三層になっていて、その層を完全に分けて狙っていく訳ではありませんが、少なからずそのイメージを持っておくことで削いでいる時にいい感覚を得られやすくなります。また、足裏から足首をまたいでスネに付く筋肉を緩めることが足首の状態を良くするためのポイントです。
【 第一層の筋肉 】
- 母趾外転筋(ぼしがいてんきん)
- 短趾屈筋(たんしくっきん)
- 小趾外転筋(しょうしがいてんきん)
【 第二層の筋肉 】
- 短母趾屈筋(たんぼしくっきん)
- 虫様筋(ちゅうようきん)
- 足底方形筋(そくていほうけいきん)
【 第三層の筋肉 】
- 母趾内転筋横頭(ぼしないてんきんおうとう)
- 母趾内転筋斜頭(ぼしないてんきんしゃとう)
- 短小趾屈筋(たんしょうしくっきん)
【 足裏から足首をまたいでスネに付く筋肉 】
- 前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
- 長趾屈筋(ちょうしくっきん)
- 後脛骨筋(こうけいこつきん)
- 長母趾屈筋(ちょうぼしくっきん)
足裏アプローチの注意点
足裏は三層になってるだけあり、比較的分厚いので圧は強めにゴリゴリすることがおすすめです。ただ、足裏から足首をまたいでスネに向かう筋肉に関しては内くるぶしの下を通過するポイントは圧が強いと痛すぎるかもしれません。
足の甲のゴリゴリ
足の甲と思っている部分は大半が足の指になるので、足の甲が硬いと言うことは足の指が使えないのとイコールになります。そして、足の甲のみならず足の指から足首をまたいでスネに付く筋肉を緩めることがポイントです。
【 足の甲の筋肉 】
- 短母趾伸筋(たんぼししんきん)
- 短趾伸筋(たんししんきん)
- 背側骨間筋(はいそくこっかんきん)
【 足の甲から足首をまたいでスネに付く筋肉 】
- 長趾伸筋(ちょうししんきん)
- 長腓骨筋(ちょうひこつきん)
- 短腓骨筋(たんひこつきん)
- 第三腓骨筋(だいさんひこつきん)
- 長母趾伸筋(ちょうぼししんきん)
足の甲アプローチの注意点
足の甲は足裏に比べて筋肉が薄いので足裏と同じ強度で行うと痛くなりやすいので圧の強さに気をつけてください。
指と指の間を丁寧に行うことで楽になることが多いのと、足の甲から足首をまたいでスネに付く筋肉が硬い方が多いのでその辺りを入念に行うことをおすすめします。
細胞セラピーで足首ケア
今回はセルフで行う足首のマッサージ方法をご紹介しました。当サロンではセルフゴリゴリマッサージの応用元になる細胞セラピーという方法で足首へのアプローチを行っていて、1回~3回程受けられた方は以下の様な感想を話されていました。
- 数十年ぶりにアキレス腱がみえた
- パンプスがぶかぶかになって履けなくなった
- 足の冷えが酷過ぎて寝れなかったのがなくなった
正直なところ足のくびれをしっかりとだしていくには数回の細胞セラピーでは難しく、少なくとも足部から股関節辺りまでの癒着を丁寧に1つ1つ剥がしていかないといけないので、時間と回数が必要(併せて正しい足のつかい方も習得していきたいところです。)になります。
ただ、しっかりと行っていけばよっぽどのことがない限りゴールに辿りつけることが可能で、セルフマッサージ以上の効果を実感いただけますので、ご希望の方は細胞セラピーでの足首施術をぜひお試しください。