海水温熱療法でカラダの状態チェック
海水温熱療法の面白い部分の1つが、熱さや見た目で、どの部分が凝っているか、どの部分の機能が低下しているかの状態チェックが出来ます。
凝っている箇所や悪い部分に関しては、熱が深部まで浸透していかないので、正常な部分に比べると熱く感じますし、海水温熱療法を行った後にみると、赤くならずに白いままの状態になっています。
悪い = 熱い = 白い
という図式が成り立ちます。下の画像の状態でいくと、白い部分がまだらになっていて、状態は良くないと言えます。
このような時は、連続して温熱をいれたり、継続して温熱をしていると、全体的に熱が入るようになってきて、下の画像のように、全体的に赤くしていくことが可能です。
この状態までもっていければ、カラダの疲労感などが解消していることが多い状態になっています。
海水温熱療法の背中温熱でカラダの状態チェック
海水温熱療法でカラダの状態をチェックする時に、最も判断しやすい箇所が背中です。
その理由は視覚的に解りやすいというのが1番です。背中でチェック出来るカラダの部位で代表的なものは、以下の4点になります。
- 肝臓
- 膵臓
- 肺
- 腰
肝臓の状態チェック
肝臓の状態が悪いと背中の右腰辺りが赤くならずに、熱が入らず白いままという状態が起こります。
海水温熱療法では、肝臓の冷えは、睡眠がしっかりとれていなかったり、疲労が溜まっていると起こるとされています。肝臓をしっかり温めることによって、カラダの気だるさが解消したりします。
膵臓の状態チェック
膵臓の状態が悪いと背中の左腰辺りが赤くならずに、熱が入らず白いままという状態が起こります。
海水温熱療法では、膵臓の冷えは、アルコールや糖分など食べ物や飲み物の摂取しすぎて起こるとされています。
普段の食生活を気をつけると共に、膵臓をしっかりと温めることによって、消化器系の臓器の機能が向上していきます。
肺の状態チェック
肺の状態が悪いと肩甲骨の下辺りが赤くならずに、熱が入らず白いままという状態が起こります。
海水温熱療法では、肺の冷えは、排気ガスなど空気の悪いところにいる頻度が多いとか、たばこの吸い過ぎで起こるとされています。
ストレスが溜まるなどで、たばこを止められないなどの場合は、たばこの本数など注意が必要です。
腰の状態チェック
腰の状態が悪いと肩甲骨の内側が赤くならずに、熱が入らず白いままという状態が起こります。
海水温熱療法では、肩甲骨の内側の冷えは、腰の張りに繋がります。
ただ、肩甲骨の内側を熱がったり、白いままの場合でも、腰が張っていない場合もあり、この時は肩のコリが肩甲骨まで影響している場合もあります。
カラダチェックのまとめ
冒頭でも述べた様に、海水温熱療法の面白い点の1つに、熱の入り具合(赤いか白いか)で悪い箇所が解るというものがあります。
熱の入りにくい理由としては、筋肉のコリ・筋肉のハリ・結合組織の冷えなど様々ですが、一様に状態が良くないという判断になります。
熱が入りにくい箇所にしっかり熱をいれ続けることにより、コリや冷えなどは改善し、熱が入りやすくなって、悪い箇所が改善していくので、継続して温熱を行うことをお勧めします。
凄く調子が悪いような場合は、3日連続で温熱をすることで、改善具合が上昇しますので、あまりに体調が悪いような場合は、特にお勧めです。