一生白髪にならない人の特徴とは?科学と生活習慣から読み解く

若白髪はカッコよさや渋みがありますし、良い歳の重ね方をして綺麗な白髪であれば粋な感じがします。でも中途半端な白髪や老けてみえるタイプの白髪はやっぱり気になるものですよね。
一生白髪にならない人というのは少々誇張した表現かもしれませんが、年齢を重ねても白髪がほとんどない人は実際にいらっしゃって、私自身も実は白髪がほとんど無いタイプです。
白髪には遺伝的な要因が大きく関わりますが、生活習慣や環境によっても進行スピードは変わります。つまり一生白髪にならない人は、もともとの体質に加えて白髪が出にくい暮らし方をしている可能性が高いといえます。因みに私の両親も祖父母もしっかりと白髪がある家系ですが、私は45歳で殆ど白髪がありません。(2つ違いの姉は5年前位から白髪で悩んでいます。)
今回の記事では白髪が生まれる仕組みとならない人の特徴を解説し45歳で白髪がほとんどない私自身の実体験も交えてご紹介していきます。
白髪ができる原因
白髪の正体は色素のない髪になります。髪の毛は毛根の中でメラノサイトという細胞がメラニン色素をつくることで黒く(あるいは茶色く)染まります。しかし次のような理由でこの仕組みが弱ると髪が白く伸びてきてしまいます。
- 加齢 年齢を重ねるとメラノサイトの働きが弱り色素がつくられにくくなる。
- 酸化ストレス 紫外線や生活習慣の乱れで活性酸素が増えると細胞がダメージを受ける。
- 栄養不足 ビタミンB12や葉酸・銅・鉄などが不足するとメラニンがつくられにくくなる。
- ストレス 強い精神的ストレスは自律神経を乱しメラノサイトの幹細胞を減らす。
- 血流不足 頭皮や頭の筋肉が硬くなることによってメラニンがつくられなくなる。
一生白髪にならない人の特徴
白髪が出来る人は遺伝を除くと上記の様な特徴を有していますが、白髪が出にくい人には以下の様な特徴があると云われています。
- 遺伝的に白髪になりにくい体質を持っている。
- 抗酸化作用のある食品や飲み物をよく摂っている。
- 栄養バランスの取れた食生活をしている。
- 血行をよくする習慣(入浴・運動・頭皮ケア)をしている。
- 頭皮に刺激を与えすぎない洗髪をしている。
- ストレスをうまくコントロールしている。
これらが複合的に作用することによって、白髪がほとんどない状態が長く維持されると考えられます。
45歳で白髪が殆どない私の習慣
正直なところ私はこれまで白髪を気にしたことが1度もありません。それよりもむしろ父方が薄毛家系(父は40歳頃には既に薄毛でした。)で、薄毛にならない様にすることだけを考えていました。
一時期白髪が少しでてきたり、髪の毛が細くなりかけた時もありましたが、以下のことを継続してからは髪の毛が元気な状態を保てる様になり、美容師さんにいつも褒められています。
アレッポの石鹼で洗髪
恐らく髪の毛にもっとも悪いことは一般的なシャンプーをつかうことです。強すぎる洗浄成分のラウリル硫酸Naや、頭皮に残留しやすいシリコン、頭皮に刺激となる合成香料・着色料、人体に悪影響が強いとされる界面活性剤など、たくさんの科学合成された物質が含まれているので要注意が必要です。30代に入った頃よりオーガニック系のシャンプーなど色々と試しましたが、髪質はよくならずアレッポの石鹸など不純物が含まれていない石鹸で洗うと髪が太くしっかりとし始めました。
浄水機能の高いシャワーヘッド
シャンプーを使わないことと同じくらい重要なことですが、数年前に水道法が改正されてから洗髪中などに髪の毛が絡む様になりました。色々調べると塩素の濃度が高くなった可能性や、フッ素や農薬まで水道に混入されている可能性があるとのことで、浄水機能の高いシャワーヘッドに変えてみたところ嘘のように数週間で髪の毛の状態が良くなりました。
食生活に気をつけている
30代中盤から世の中の食品の危うさに気づき、添加物を極力摂取しない、咀嚼回数、良い水の摂取、身体を冷やすモノを避ける、砂糖や小麦を避けるなどに気をつけ、最終的には自然農でみずから野菜をつくりはじめたりもしました。ラーメンやパン食の方の髪は痩せ細っていたり白髪が多い傾向にあります。身体は食べたもので出来ているので、健全なものを食べていないと白髪などのエラーがでてしまうのは当たり前だといえます。
毎日まこも風呂に浸かる
いくら食生活に気をつけても大阪などの都会に住んでいるとどうしてもどこかしらから毒性のあるものを身体に取り込んでしまいます。まこもはデトックス効果や水の浄化作用が高いためデトックスへの期待から毎日まこも入浴剤をいれた風呂に浸かってしっかり汗をかくようにしています。身体の温もりや流れも向上するので一石二鳥なものになります。
松葉茶とハトムギ茶を毎日飲む
まこも風呂は外からのデトックスと流れの向上ですが、身体の内側からのデトックスと流れの向上として、松葉茶とハトムギ茶を活用しています。煮だすのに90分かかってしまうので多少面倒ではありますが、冷蔵庫で保管して毎日飲むことによって身体に蓄積する毒素排出と湿度排出に効果を実感しています。
アーシングシーツでの就寝
大阪などの都会は特にそうですが、現代社会は電気製品や電磁波にまみれている上に、ゴム製の靴を履いているので、体内に蓄積された電気はずっと帯電されたままです。身体の神経伝達は電気信号で、帯電が多いとこれが崩れてしまうため、毎日就寝時にアーシングシーツで電気を外に逃がしてやると身体諸々の機能が回復しやすくなります。私は冬時期に人やドアノブに触れる度に静電気が凄かったのですが、アーシングシーツをつかいだしてから1度も静電気を感じたことがありません。
科学的側面からみても理にかなっている
これらの習慣が本当に白髪に効果があるのかと思われる方がいらっしゃるかもしれません。もちろんこれらの生活習慣が直接白髪を消すと証明された研究はありませんが、いくつかの点で理にかなっています。
- 自然派洗髪 頭皮の炎症を抑え毛包を護る働きがある。
- 抗酸化食品やお茶 酸化ストレスからメラノサイトを護る働きがある。
- デトックス 血流改善で頭皮に栄養を届けやすくなる。
- アーシング ストレス由来の幹細胞消耗を防ぐことが期待できる。
ひとつひとつは小さなことかもしれませんが、積み重ねることで白髪になりにくい環境をつくっていると考えられますし、そもそも私の基本理念として、健康であれば太らない。とか、健康であればエイジングケアができる。というものがありますので、健康であれば白髪ができないというのも十分理にかなっています。私の習慣は健康になるにはどうしたらいいかを基本線として考えていますので、上述以外のことでも、健康の底上げができるものであれば何でも良いと考えています。
まとめ
一生白髪にならない人の特徴は遺伝を除くと生活習慣や健康度合いからくるものだといえます。私のクライアントさんでも共通していえるのは、健康な人は髪の毛に元気がありますし、髪の毛が元気な人は白髪が少ないです。そして健康な人は日頃色んなことに気をつけていらっしゃって、生活習慣をみても早寝早起きや適度な運動、健全な食事など基本的なことをきちんと行っていることが殆どです。
何でもそうですが魔法はありません。一般的にみて健康だと云われるような生活をしていると自然と色んなものが気にならなくなっていきます。一生白髪にならない人もまた然りで当たり前の健康が土台にあること。それが大きな特徴だといえます。