海水温熱療法の量子力学的視点からのメカニズム考察

量子力学というと目に見えない世界というイメージが強くて「怪しい」「スピリチュアル」と捉えてしまいがちです。現代の社会はすごく科学主義に寄っているぶん、何かを信用しようとすると、どうしても数値で証明できるものが本物であるという考え方が強くなってしまっており、裏を返せば感覚的なものは怪しく映ってしまうという構造があります。
NHKスペシャルで量子力学が紹介される時代になってきたもののまだまだ量子力学が解明されていない時代ですので、量子力学とはなんなのかと解りやすく断定されているものでもないですし、目に見えない観測データがないという時点で数値の裏付けがないので「怪しい」になってしまうのも仕方のないことです。
こと海水温熱療法に関しても量子力学と同様に数値で証明されているものではなく体感や感覚を大事にする療法ですので、マッサージとか鍼灸とかみたいに市民権を得ている療法と比較するとどうしても怪しいとかスピリチュアルという判断をされてしまいます。これらをシンプルに表現すると…
知らない + 科学っぽくない + 感覚的なモノ = 怪しい or スピリチュアル
という解釈に捉えられてしまっているのですが、現代社会の構造からすると仕方がないことなのだと感じています。
でも実際に施術を受けられた感覚派の方からは海水温熱療法は高い評価を得ていますので、頭で判断する方ではなく、体感や感覚を基に生きられていらっしゃる方には、まず間違いなく効果を実感していただける施術だと確信を持っています。
そんな体感や感覚を基に生きられている方々に向けて海水温熱療法の量子力学的観点からのメカニズムを私なりの考察をまとめてみましたのでご紹介していきます。
海水温熱療法とは即ち波動療法?
波動という言葉自体にスピリチュアルな評価をしてしまいがちですが、近年は量子力学ばかりか物理学や脳科学などによって波動や波動療法が徐々に科学的に解明されてきています。
人間を含めてすべてのものは原子の集合体ですが、その原子は波動とエネルギーの2つの特徴を持っていて、私たち人間は波動周波数の受信機でもあり送信機でもあり、送り出した周波数と同じ周波数の波動を受け取るようになっています。
よく説明される例を挙げると、同じ周波数のでる2つの音叉があれば、どちらか1つを叩いて振動させればもう1つの音叉が叩かなくても同じように振動する。これは振動が伝播することに他ならないのですが、人間もこれと同じことが起きており、だからこそ「類は友を呼ぶ」「引き寄せの法則」なる言葉が引き継がれ続けています。これら2つ言葉をスピリチュアルと判断する方もいらっしゃいますが、もっと現実的に表現すると、笑顔の人の周りには笑顔の人が集まるし、悪口のいう人の周りには悪口をいう人が集まるということです。
海水温熱療法の量子力学的観点からのメカニズムの考察としては、振動や周波数… いわゆる波動が1番のキーポイントになります。( 振動 = 周波数 = 波動 )
波動とは?
すべての物質・エネルギー・感情・思考は固有の振動を保持しています。解りやすい例を挙げると…
音 = 空気の振動
光 = 電磁波の振動
物質 = 原子の中の素粒子の振動
になり、この世界に存在するものはすべて何かしらの振動を当たり前の様に持っているので、振動 = 周波数 = 波動 の公式が成り立つ以上すべての人が波動を持っているということになります。
波動療法の根源は「手当て」にあります。今みたいな科学主義に変わる以前は傷や病気の治療として手を当てることで痛みや不調を和らげていたことが一般的治療として確立していました。このことから痛みや不調を和らげる行為のことをそのまま「手当て」として現在でも活用しているのですが、この根源となる手当てという行為こそが波動療法であり、波動共鳴(振動共鳴)を活かして症状を和らげるという行為そのものになります。
共鳴とは?
共鳴とは似たような波動同士が引き合ったり、影響を与えあったりして振動が強まったり変化する現象のことで、前述した音叉を鳴らすと同じ周波数の音叉が離れていても振動することになります。
日常生活の中で解りやすく表現すると、電波の周波数を合わせることで音をキャッチするラジオ、誰かが笑うとこっちもつられて笑ってしまうことになり、これはすべて波動(振動)が共鳴している現象になります。
海水温熱療法 = 波動療法の仕組み
海水温熱療法は海水で蒸したタオルを介して手当てを行う療法になりますので、ホットタオルの様に温かいタオルが主体となってカラダを温める施術ではありません。このことを前提に、ここまで解説してきた波動を組み込みながら海水温熱療法のメカニズムを解説すると以下になります。
生命の源である海水には自然界の整った波動(振動)が宿っていますが、この海水に熱エネルギーを加えることで海水の波動が活性化され(熱エネルギーによって波動が強くなるイメージ。)その波動を効率的且つ効果的にカラダに届けるために手当てのスタイルによって伝播させていきます。
カラダの不調な部位は即ち波動(振動)が乱れている状態にあって、ここに自然界の整った波動を共鳴させることによってバランスを取り戻させていきます。
量子力学的にみるとこの結果として、血流がよくなったり、神経が緩んで整ったり、免疫が正常化するという現象が起きている。言い方を変えると、カラダが本来あるべき調和した状態に戻っているといえるので、要約すると、波動療法的にみた海水温熱療法は、海水の波動( + 熱エネルギー )で、カラダの乱れた波動(振動)を共振させることで修正しているということになります。
一般的な手当ての様にただ単に局部の波動共振を起こさせるのではなく、活性化された自然界の整った波動を熱エネルギーと共に全身にくまなく送って波動共振を行うことによって、単なる温熱刺激だけでは説明できない全体調整が起きているからこそ、人によっては体感として「カラダだけではなくて心も軽くなった。」「なんか解らないけど元気になった。」といった説明しづらい変化が起きています。
海水温熱療法を波動療法的にすごくカッコよく表現すると「自然のエネルギーを借りて、相手の“本来の周波数”に戻してあげるセッション」ということになるのでしょうか。
施術者や受け手によって効果が変わりやすい
海水温熱療法はマッサージや鍼灸などよりも施術者(又は受け手)によって効果の違いが大きくでる療法だと感じています。これこそが海水温熱療法が波動療法だといえる特異な点ともいえます。
施術者によって効果が変わりやすい理由
施術者も1つの波動体であり、心身が整っていて癒すのに適している周波数(波動)をだしている施術者であれば相手の波動も自然にチューニングされやすくなりますが、逆に施術者の波動が不安定であったり、不安や疲れが強いと相手にもその波動が伝播してうまく調整が起こらない場合もあります。施術者の在り方やエネルギー状態が他の施術よりも大きく関与しやすいといえます。
受け手によって効果が変わりやすい理由
施術者だけではなく受け手も1つの波動体ですので、受け手が…
- 受け取ろうというオープンな状態
- 治るわけないというクローズな状態
- 恐れや不安いっぱいな状態
みたいな波動の違いによって、施術者や海水の波動伝播の伝わり方の有意差が大きくでてしまいます。受け手が何かしらの概念でガチガチになっていると、波動もガチガチに頑なになってしまいますので共鳴が起こりにくく効果がでにくくなってしまうこともあります。
海水温熱療法を複数の施術者から受けた場合に効果の有意差があるのは、スキルの違いではなく波動共鳴の有意差が大きな要因である様に感じます。良い悪いではなく、合う合わないの問題なので、周波数が近めの施術者の元で施術を受けるのがもっとも効率的に効果を導き出す方法だといえます。
分子的にみる海水温熱療法のメカニズム
量子力学的だけでは伝わりにくい部分もあるので、分子的側面からみた海水温熱療法のメカニズムもいくつか記述しておきます。
海水をつかうからこそ
海水温熱療法でつかう熱は「情報」や「波」として細胞に働きかけが起きている。すべての物質は「粒子」であると同時に「波動(エネルギー)」でもあることを考えると海水温熱療法で使うタオルの「熱」= 赤外線波長は、細胞の水分子やたんぱく質に特定の周波数で共鳴し、分子が「揺らぎ」始めて活性化 = 生命活動が促進される。
水の構造変化と情報記憶
細胞の中の水も構造化水の状態にあり、熱や波動によって水分子が美しい六角構造をとり、情報伝達や解毒作用が高まるといわれている。海水に含まれるミネラルや微細な電磁波も水を通して細胞の調和や記憶の書き換えに関与するかもしれない。
分子 × 量子
ミトコンドリアを活性化し、ATP=生命エネルギーを増やしたり、イオンバランスを整え細胞がスムーズに働けるようにする。ミクロの水分子レベルで「揺らぎ」や「共鳴」を起こして生命の秩序を回復する。量子的には「意図」と「波動」が、情報として細胞に伝わっているというような、物理 × 化学 × 意識 = 生命場の再調律 が起きているといえる。
海水温熱療法が現代(特に都会)人に有効な理由
海水は地球上のすべての命の源で、海水に含まれるミネラルや微生物の情報は、太古の叡智 = 母なる地球の記憶であって、それをカラダに取り込むことは自分が地球の一部であることを思い出す行為ともいえる。特に、現代の人は「切り離され感」「孤独感」を抱えがちだけれど、海水の温もりは全体とつながる安心感を皮膚越しに思い出させてくれる。
テクノロジーと情報社会の中で「意識の分断」が起きている
現代人はSNSやネットでつながっているが本質的なつながりが希薄。「本音」や「肌感覚」が遠のき、頭と心とカラダがバラバラになっていて、心理的には「人と比べる」「評価される」ことに疲れ「わたし」を見失いやすい。
自然との断絶 = 地球とつながっている感覚の喪失
都会の生活や人工的な空間は、土・風・海の波動を感じることが難しい。地球という母なる存在とのエネルギー的な断線が無意識の孤独感・不安感を生み出している。
都会に暮らしている人の殆どは…
- 気温は空調によって一定
- 音は自然音ではなくノイズ(車、電車、電子音)
- 匂いは人工的(コンクリート、排気、香料)
- 肌に触れるのは合成素材、硬質な床、画面の光
という環境にあって、人間が本来持っていた五感 = 自然との接点が鈍くなっている状態で、これが地球から切り離された感覚に繋がっている。
皮膚は内なる自然と外なる自然をつなぐ境界
皮膚は自然とつながる最大のセンサーであり、都会ではそのセンサーが過剰に刺激されて閉じてしまう(防御モード)。これを海水温熱療法で皮膚を緩めたり刺激を与えること外界の自然エネルギーが内側に流れ込みやすくなる。そして、カラダの芯が温まることによって、都会生活で思考・情報・デジタルにどっぷりな状態で頭が過活動且つグラウディング不足になっているのを、エネルギーを下に降ろすことが可能になる。(腹・丹田・足)背骨を通って地球の磁場と共鳴しはじめることや、肉体感覚が戻ってきて「ここにいる」という実感が湧いてくることも期待できる。これらのことから海水温熱療法は地球との再接続装置という側面もでてくるので、物理的に海や山に行かなくても、エネルギー的・細胞的には地球のリズムと共鳴することが期待できる。
まとめ
今回の考察は、量子力学的な知識やイメージを基に文献をあさりながら手探りでまとめたものですので、これが真実という訳ではありません。これまでは普段施術をしながら感じていたことをそのまま感覚として頭の中に蓄えておりましたが、効果を一層高めていく為に施術のブラッシュアップや施術を受けられている方が少しでもイメージしやすい様に可能な限り言語化したものになります。解りにくい箇所や意味不明な箇所も多々あると思いますが悪しからずで宜しくお願い致します。