太陽フレアによる体調不良を緩和する科学医学的・スピリチュアル的対策法

ここ数年SNSを中心に太陽フレアが大規模に起きるとか活発化するとか、それによって大地震が起きるなど誰にも予想出来ないことが起こる。それに伴って体調不良を引き起こす可能性がある。などの投稿をよくみかけます。
「7月4日に大地震がくる!」とか「8月15日がやばいとか!」など恐怖を煽る投稿は近年のSNSの流行ものなので基本興味はないのですが、太陽フレアは通信障害・停電・被ばくなどの影響を地球に与えることは常識になっていますし、大災害等はなくても体調には少なからず影響してくるのは間違いないので、今回は巷で関心度の高い太陽フレアとはどんなものかなのか、人体への影響、科学医学的・スピリチュアル的な対策法までを深掘りしていきたいと思います。
最近なぜ太陽フレアが話題にあがるのか
ここ数年、SNSやスピリチュアル界隈の投稿で「太陽フレアの影響で体調が悪い」という投稿をよく目にするようになりました。頭痛、めまい、嘔吐、倦怠感、発熱、感情の起伏など、体調不良の種類は多岐に渡っていて、これらの体調不良が発生するタイミングが、太陽フレアの活発時期と重なることが多いため因果関係が高いという認識が拡がりSNS上で話題にあがりはじめた様です。
特にスピリチュアル界隈での人気が高い様で、太陽フレアは「宇宙からの高次エネルギーシャワー」「地球と人類の波動調整のための現象」と云われたり、太陽フレアが活発な時に体調不良を起こす人は次元上昇が起きているとか、逆に何もない人は既に高次元の存在であるなどの投稿が多いので、アセンションや高次元に興味のある方々からの支持が高く太陽フレアがしばしば話題に挙がっているのでないかと推測されます。
※ 太陽フレアの活発時期については国立研究開発法人情報通信研究機構の 宇宙天気予報 において確認できます。
そもそも太陽フレアとは?簡単に解説!
太陽フレアとは太陽の表面で起きる爆発現象のことです。太陽はガスの塊で、表面には常に磁場がぐるぐると動いているのですが、この磁場が強くねじれたり絡まったりするとバチーンとエネルギーが解放され、このエネルギーの解放こそが太陽フレアになります。(身近なもので例えると、炭や薪を燃やしているとボンっと火の粉が飛ぶ現象のイメージです。)
太陽フレアが起こると粒子や光りや熱、X線や放射線が一気に吹き出すのですが、これにより以下の様な影響を地球に及ぼすとされています。
- 通信障害 太陽フレアが強い時にはGPSや衛星通信に影響がでたり、飛行機の航路やスマホの電波にも影響がある。
- 電力システム異常 巨大フレアの場合は送電線や発電所にも影響を及ぼすので停電を起こすこともある。
- オーロラ発生 太陽フレアからでた粒子が地球に届くと北極や南極の空にオーロラが光る。
太陽フレアを簡単に解説しましたが、もっと詳しく知りたいという方はWikipediaの 太陽フレア を参考にしてみてください。
太陽フレアが人体に与える影響
太陽フレアが地球に与える影響は上述しましたが、地球上で生活している私たちも太陽フレアによる影響を受けています。体調不良にも繋がるものですので、科学医学的な視点とスピリチュアル的な視点、2つの角度から解説します。
科学医学的な視点からみた人体への影響
太陽フレアが発生すると地球には太陽風と呼ばれる粒子の嵐や電磁波が届きますが、地球の磁場と大気圏が護ってくれるので太陽フレアの放射線が人間に害を及ぼすことはほとんどありません。ただ、太陽フレアによって起こる地磁気の乱れは体内時計や自律神経に関わる可能性があるとされていて、生体電気リズムに影響を及ぼすと云われています。
この電磁的な影響により、不整脈や血圧の変動、目まいや片頭痛や倦怠感などが起きたり、自律神経の乱れによる二次的被害として、睡眠の質の低下、気分の落ち込み、集中力の低下といった症状にも繋がっていきます。心臓に持病を持つ人や血圧が不安定な人は発作が起きやすくなったり、心筋梗塞や脳卒中の発生率がやや増加傾向にあるというデータもありますので、心臓や血管に持病がある場合は注意が必要かもしれません。
スピリチュアル的な視点からみた人体への影響
スピリチュアル界隈では太陽は単なる恒星ではなくて、生命エネルギーの源であるとか、魂の活性化を促す光るだと考えられており、太陽フレアはその様なエネルギーが一気に地球に注がれる現象だとされているので、宇宙からの浄化作用とか意識変容を促すものという捉え方になっています。
これらのエネルギーは人々の意識や感情に影響を与えるとされていて、具体的な影響としては「気分が落ち込みやすい。」「短気になりやすい。」といった変化を感じる人が多くなると云われています。意識や感情的以外の影響では、頭痛やだるさや(波動の書き換え)眠気(潜在意識が宇宙と繋がる)が起きるとされています。
スピリチュアル的な視点からみると、太陽フレアは波動調整による体調変化や感情の浄化、チャクラ活性化による意識変容など、科学医学的な視点の様なネガティブな捉え方ではなく、アセンション(意識の次元上昇)の代償として、人体への影響が起こるという捉え方になっています。
太陽フレアによる体調不良を緩和する対策
太陽フレアが人体に与える影響は上述した通りですが、人体に与える影響による体調不良を緩和する対策を科学医学的視点からとスピリチュアル的な視点、2つの角度から解説します。
科学医学的な視点からの対策
科学医学的な視点でいうと太陽フレアを防ぐことは出来ないので、基本的には自分のカラダを安定させて健康な状態を保つことが太陽フレア対策になります。カラダを健康な状態に保つ方法は色々ありますが、今回は太陽フレア対策として直接的な方法を以下にピックアップします。
- 水分補給 血流粘度を安定させたり、体内の電解質バランスを保つために常温の水をしっかり摂取する。(出来れば0.1%の塩水。)
- ミネラル補給 神経伝達と心臓の安定をサポートするために、マグネシウム・カリウム・カルシウムが多い食品を摂取する。
- 適度な運動 ウォーキングや軽いランニング、ヨガやストレッチなど血流促進と自律神経を安定させるのに有効な適度な運動を行う。
- 適切な生活リズム 早寝早起きや睡眠時間を適切に取ることを意識して就寝前のスマホやパソコンの使用を控える。
- 電磁波の影響軽減 Wi-Fi環境やスマホ、通信機器などから適度に距離を置いて電磁波の影響を受けない様に努める。
※ 水分補給で推奨している塩水の作り方は 塩水療法を実践する際の効果的な塩水の作り方 を参照にしてください。
スピリチュアル的な視点からの対策
スピリチュアル的な視点からみると太陽フレアは宇宙エネルギーが注がれる現象やアセンション(意識の次元上昇)などの捉え方をするので、体調不良を緩和するということも加味しつつ、このエネルギーをどう活かしていくかをを以下にピックアップします。
- 瞑想と呼吸法 瞑想によって心の波を鎮めたり、ゆっくり深い呼吸を心がけ太陽フレアのエネルギーを受け入れる。
- アーシング 裸足で土や芝生や砂浜に立ちカラダに蓄積された余分な電気を放出する。また自然に触れることで磁場の影響を調和する。
- 塩風呂 カラダの中の余分なエネルギーをリセットすると共に塩のイオン効果で電気バランスを調整して波動を整える。
- アファメーション 「私は護られている。」「私は健康だ。」など肯定的な言葉を繰り返し唱えることで思考や行動を良い方向に変える。
- ソルフェジオ周波数音楽 528Hz(DNA修復)や963Hz(高次意識とのつながり)などの音楽を聴くようにする。
太陽フレアによる体調不良を緩和する対策を科学医学的視点からピックアップしましたが、もちろん双方の対策を実践しても大丈夫です。太陽フレアが活発な時期は可能な限り色んな対策を取ることをお勧めします。
まとめ
太陽フレアは地球規模の現象なので、科学医学的にもスピリチュアル的にも無視できない影響があります。頭痛や眠気を感じる人もいれば、心の変化を体験する人もいますが、大切なのは太陽フレアの影響をコントロールできなくても自分を整えることはできるということです。
太陽フレアが活発な時期は、自身のカラダと心の声を聴くチャンスでもあり、日々の生活や心の持ちようを見直すきっかけにもなります。体調不良を感じたときは無理をせず休息をとった方がいいですが、太陽フレアの波を過剰に恐れず、うまく乗りこなして自分自身のアップデートに繋げていけるので、あまりネガティブに捉えず前向きに対策していきましょう。