海水温熱療法が免疫力を高める仕組みとは!?
海水温熱療法が免疫力を高める理由は色んな視点から捉えることができますが、その中で最も大事な要素が、カラダを温めるということになるでしょうか。
最近は温活などの言葉が流行って、カラダを温めると免疫力が上がったり、カラダの機能を高めてくれるなどの情報が飛び交っています。カラダを温めることによって、実際に免疫力はあがります。
これには、色んな研究でも成果がでており、近年では温熱療法を癌の治療として採用している病院もあるほどです。
このように、カラダを温めて免疫力があがる事実は、何となく世の中に浸透してきましたが、なぜ免疫力があがるのか。今回はその辺りを掘り下げてみたいと思います。
免疫力やカラダの機能を高める2大要素
免疫力を高める救世主 ヒートショックプロテイン
ここ最近ヒートショックプロテインという言葉が世に出てきましたが、ヒートショックプロテインとは、免疫力を高めたり、細胞を修復したり、疲労物質の発生を遅らせるなどの機能を有したタンパク質のことです。
このヒートショックプロテインは、体温を上げることにより増加するタンパク質(逆に低体温になると減少してしまいます。)で、これを増やすために温活などで、基礎体温をあげることが推奨されているといっても過言ではないといっていいでしょう。
※ ヒートショックプロテインの詳細は、HSPプロジェクト研究所のHPをご覧ください。
エンジンオイルの役目の酵素にも体温が関与
私達のカラダは酵素の働きによって代謝活動が行われ、生命活動が維持されています。カラダを車に置き換えると、普段食べている食事がガソリンで、酵素がエンジンオイルというイメージになります。
このカラダの中に存在している酵素が最も活発に活動する温度が37℃くらいと言われており、酵素が活発になることで、カラダの各機能が向上し、免疫力を高めてくれるのです。
冷え性と低体温と低体温症の違い
冷え性と低体温と低体温症は一緒になりそうですが、微妙に違います。手痛い温床は、いわゆる雪山で遭難して体温がどんどん低下するようなものを指して、一般的に体温が35℃を下回って、命の危険がある状態のことを言います。
冷え性に関しては、低体温と一緒に起こしてしまう方も多いのですが、中には冷え性のみの場合もあります。いわゆる、足先や指などが冷たい末端冷え性という状態が一般的です。
低体温に関しては、医学的に取り決めはありませんが、体温が36℃以下だと、低体温という捉え方をすることが多くあります。(末端冷え性ではなく、お尻などが冷たいと言われる方は、低体温の可能性が高いです。)
免疫力が下がっているような方の場合は、一般的には低体温の状態です。
低体温を解消するには海水温熱療法が効果的
ヒートショックプロテインを増やしたり、酵素を活性化させるには「加温健康法」というものが効果的だと言われており、これは1人でも出来ますし、慣れれば苦にならないものになるでしょう。
ただ、慣れるまでは少し面倒なところがありますし、直ぐに効果がでるような即効性もないので、なかなか習慣化することが難しく、挫折してしまう可能性が高くもあります。
飽き症な方や、モチベーションの為に早く効果をだしたいという方であれば、海水温熱療法を一押しします。
海水温熱療法は、湿った熱を使うことでカラダの内部(内臓や筋肉の深部まで)にしっかりと熱を浸透させることが出来るので、カラダを劇的に温めることが可能で、カラダの深部やツボなどのポイントにも熱を浸透させることにより、終わった後の爽快感やスッキリ感をしっかりと感じることが出来ます。(大げさではなく、「カラダが軽い!」という感覚を本当に味わえます。)
このスッキリ感が継続性にも繋がり、低体温の解消に繋がっていきます。
海水温熱療法が免疫力を高める仕組み まとめ
海水温熱療法は、全身にくまなく深部までしっかりと、熱をいれることが可能になっているので、ヒートショックプロテインや酵素を増やしたり活性化したりするのに絶対的な条件である、カラダ全身を温めるということが可能な施術になり、これと組み合わせて、毎日湯船に浸かって、普段からカラダを温めることを意識していると、基礎体温も上がり免疫力が高く健康的なカラダを手に入れることが出来ます。
ここ近年は生活習慣の変化から、男女問わず低体温の方が増えてきており、体調を崩しやすかったり、病気になりやすい方が増えてきました。健康的に楽しい人生をおくるためにも、ぜひカラダを温める習慣をつけるようにしてみてください。