低体温や冷えを感じる方は熱を取り入れて緩和しましょう!
体温をどうやって測っていますか?
一般的なのは体温計をわきの下にはさむ腋窩式と口に入れる舌下式で、ほかに耳の穴にあてて測る、あるいは直腸で測る方法もあります。
どれも体内の温度を把握する簡易的な計測法で、すべての部位が同じ温度になることはまずありません。
通常、体の奥のほうが筋肉や脂肪に守られているため冷えにくく、直径が数センチあるような太い動脈を温かい血液が絶え間なく流れていて温度は高めです。
この温度を「深部体温」と呼び、日本人なら目安は37℃と言われています。
測る位置が皮膚に近いほど低めになりやすく、指先や足なら30℃以下になることもあります。
また、同じ部位でも運動や入浴の直後などは血行がよくなっているため、温度は高めになるでしょう。
たとえば食後の胃や腸には、食べ物を浄化するはたらきを高めるために血液が集まり温度は上がります。
このように機能が活性化した部位は温度が上がりますが、逆に機能が低下した部位の多くは温度が低くなっています。
部分的な体温低下が万病の元
この「部分的に温度が低くなった状態」を長期間放っておくと、そこの体液の流れは悪化し、はたらきも低下していきます。
すると臓器の機能まで低下して血管や筋肉が硬くなる、あるいはガン細胞が増殖するなどして病気や不調、痛みが生じやすくなるでしょう。
しかも、もともと抱えていた症状まで悪化しやすいのです。
これを緩和するのが「海水温熱療法」のすごい力なのです。
知らず知らずに取り入れている温熱の効果
みなさんが飲食店で熱いおしぼりを手にした回数は数えきれないほどでしょうし、女性なら美容にいいということで温めたタオルを額に当てたことのある方は多いと思います。
海水温熱の「すごい熱刺激」に使うのは、これに近いものです。
海水温熱では、海水を蒸し器で高温にしそれを専用のタオルに染み込ませ、ミネラル豊富なタオルで体全身を温めることで、すごい熱刺激を発生させます。
これを私たちは「アチチ反応」と呼び、弱っている個所ほど熱を感じ、お客様自身でも自身のお身体の状態を認識する事ができます。
施術中は遠慮なく「アチチ」と叫んでください!
温熱の効果と共に叫ぶ事で心のモヤモヤがスッキリできたとい客様からのお声も頂いております。
病気や不調を次々と呼び寄せる体の熱不足
普段から体温が低いと感じておられる方の多くは、すでに、どこかに何かしら病気や不調を抱えているか、その予備軍を体内に抱え込んでいるおそれがあります。
なぜなら体の各部位が果たすべき機能をきちんと果たしていれば、必要とされる部位への血流も確保されているはずだからです。
全身の熱は十分足りているし、体液の流れもいい状態でしょう。
だとしたら温まることで血流が回復して気持ちいい、とはなりません。
必要と感じないばかりか、鬱陶しく感じることすらあります。
熱を感じない方は要注意
その部位の体液の流れが悪くなってからかなりの時間が経ち、熱不足が深刻になっているおそれがあります。
痛みや熱さを感じさせる感覚神経のはたらきが鈍るほど、幹部の状態が悪化しているかもしれません。
「痛みを感じること」は生きるうえで必要なブレーキ!
感覚神経には、体の各部位に生じた異常を脳に知らせるはたらきがあります。
たとえば骨折したら、痛みと「骨が折れているから修復が必要」というシグナルを脳に届けます。
これがなければ異常の生じた箇所を保護し治すことができず、酷使し続けるでしょう。
やがて満身創痍となって崩壊するおそれすらあります。
痛みは生きていくうえで必要なブレーキのようなものですから、利かなければ取り返しのつかない事故を起こすかもしれません。
神経の状態や血流が悪化し、麻痺したような部位が広がったり増えたりすると、そこが担っていた機能を補うために、他の部位が余分にはたらくことになります。
そうすると、その部位の負担ばかりが過剰になるのです。
部分的な痛みが引き起こす体の不調和音
たとえば利き手を怪我するとものすごく不便です。
もう一方の手で慣れないことまでこなさないといけませんし、疲れます。
ストレスにもなるでしょう。体の中でも、これと同じようなことが起きていると考えてください。
適度な負荷なら、睡眠などで回復できるし体を活性化させる刺激になりますが、それが過剰になると体は疲弊し機能はどんどん低下していきます。
すると当然、さまざまな病気や不調を抱えやすくなり、治りにくくもなる。放っておけば、症状がどんどん悪化することだってあるでしょう。
場合によっては、生きるために必要な体温をつくる力まで少しずつ落ちて、低体温になっていくことすら考えられます。
低体温の弊害や体温上昇のメリット
今から20年ほど前までは、発熱して体温が高めになったら解熱剤ですみやかに下げるのが主流でしたが、最近は「体にダメージを与えるような危険な発熱以外は、無理に下げない」と考える医師が増えています。
日本人の体温は下がり、体は弱り続けている
このように体温に対する認識は、時間をかけて少しずつよい方向へと変わってきたものの、日本人の平熱は下がり続けています。
それに呼応するかのように、病気や不調を訴える人は増える一方です。
だからこそ、もっと多くの方に「すごい熱刺激」の存在を知ってほしい。
病気や不調との関連が強く疑われる局所的な熱不足も、全身に及ぶ低体温も、どちらもまるごと解消できるパワーを秘めているからです。
自ら発する熱を活用して体を強くしていく以上に効率的なことはないのですから、これはとてもいい傾向です。
体温みては生活する上で欠かせない健康の目安です。
普段の生活で普段も少し気に留めて生活いただければ怪我、病気の予防にも繋げることができます。これをお読みいただいた方も、また周りの方々にも、健康管理のため意識をして生活をいただければと思います。
低体温・冷熱えを感じる方が温を受けたその後・・・
私自身、海水温熱に出会うまでは、基礎体温が35℃代で頭痛・冷え症など様々な不調をかかえていました。
冷えからか夜中に目が覚め何回もトイレで起きるせいで寝不足になったりとストレスを感じていましたが、温熱を受け続けることで基礎体温が1℃上がり冷え症も改善されて夜中に目が覚めることなく朝を迎えています。