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肩甲骨はがしの効果と施術:肩コリ解消と動作改善を促す細胞セラピー

肩甲骨はがしってなに?

肩甲骨はがしをすると肩コリが楽になるとか肩の動きがスムーズになるといった印象を持たれている方が多いですが、実際にはどのような施術をするのかというと、多くの場合が肩甲骨と背中の間に指をいれて肩甲骨をはがすような手技のをおこなってます。

「肩甲骨はがし」をサービスとしている整骨院や整体やストレッチ専門店などがありますが、実は絶対的な肩甲骨はがしメソッドが確立されている訳ではなく、各施設によってアプローチ方法が異なるというのが現実で、肩甲骨はがしとは肩甲骨周囲の筋肉を緩める手技のブランディングとして世の中に浸透してきています。(実際にWEBで「肩甲骨はがし」で検索をかけると整骨院の情報がよくでてきますが、肩甲骨はがしがどの様なものかの説明は「背中上部にある平らな骨である肩甲骨周辺の複雑に絡み合った筋肉を手技によってゆるめる施術方法です。」になっています。)

肩甲骨はがしでしっかりと効果を実感したい場合はどこの筋肉にアプローチをかけてどの部分がどんな風になればいいのかを多少深堀りした方がいいので以下簡潔に解説していきます。

まず理解しておいていただきたいことは、肩甲骨は肋骨上に乗っかっているような構造(下図参照)をしており、この構造をキープするために背骨から肩甲骨に付いてる筋肉、肋骨から肩甲骨についてる筋肉、腕と肩甲骨をつなぐ筋肉があって、その人のそれぞれの筋肉の関係性によって、その人の肩甲骨の位置が定っているという認識になります。

肩甲骨の構造を担っている肩甲骨周辺の筋肉には以下の筋肉(僧帽筋・広背筋・小菱形筋・大菱形筋・棘下筋・大円筋・小円筋 下図参照)があります。

これらの筋肉の強度や柔軟性などのバランスによって肩甲骨の位置や働きが悪くなったり良くなったりしていますので、人によって肩甲骨の位置や角度が変わるのは実は一般的なことになります。

個々のカラダの状態によって肩甲骨の位置や角度が変わっていますが、あまりにもバランスが悪く正常とはいえない状態になっている場合は日常生活に支障がでてしまうことがあるので多少なりともアプローチが必要になってきますが、そのアプローチの1つとして肩甲骨はがしがあるといえます。

整骨院などで肩甲骨はがしとうたって行っている内容(上述した肩甲骨と背中の間に指をいれる手技。)は、肩甲胸郭関節(下図参照)に指を入れて、「縦・横・上・下・斜め・回す」など肩甲骨の肋骨面側にアプローチして動きの悪い方向に関与する筋肉の動きを活性化していく施術になります。

ですので、最もシンプルに肩甲骨はがしを表現すると、

肩甲骨はがし = 肩甲胸郭関節の動きを良くする

ということになります。

当サロンの細胞セラピーでの肩甲骨はがし

当サロンでの施術方法である細胞セラピー(ディゾルブピーリング)は肩甲胸郭関節へのアプローチだけではなく、肩甲骨に関与する全ての関節とその関節に関わる状態が良くない筋肉の癒着はがし、筋膜・骨膜リリースを数種類の金属のツールを活用して行っていきます。

細胞セラピーツール

実際にアプローチをかける関節と筋肉は以下を参照してください。

肩甲骨に関与する関節

  • 肩甲胸郭関節(肩甲骨と肋骨が成す関節)
  • 肩甲上腕関節(肩甲骨と上腕骨が成す関節)
  • 肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨が成す関節)

肩甲骨に関与する筋肉

  • 僧帽筋
  • 肩甲挙筋
  • 菱形筋
  • 前鋸筋
  • 小胸筋
  • 棘上筋
  • 棘下筋
  • 小円筋
  • 大円筋
  • 広背筋(+胸腰筋膜)
  • 大胸筋
  • 上腕二頭筋
  • 烏口腕筋

これらの関節と筋肉、筋肉や骨を覆う筋膜や骨膜の癒着部分を専用ツールではがして緩めていくのですが、上述した関節や筋肉すべてにアプローチをかける訳ではなく、動きを悪くしたり硬くしたりしている癒着部分のみをはがしていくので人によってアプローチする箇所は違ってきます。(※ 硬くなりやすいところ、癒着が起こりやすい場所は似る傾向があります。)

個々のカラダの状態によってアプローチする箇所は変わってきますが、基本的な施術方法は以下のようなものになります。

  • それぞれの筋肉を繊維方向に沿って削ぐこと
  • 筋肉と筋肉の間(癒着が起こりやすい)を削ぐこと

この2つを中心に施術を進めていきます。実際に施術していく時に意識する筋肉の場所や削ぐ方向などのポイントを解説して行きます。

細胞セラピーにおける肩甲骨はがしのポイント

以下で紹介する肩甲骨はがしのポイントは比較的多くの人が硬くなったり癒着しやすいポイントになります。(※ 筋肉の始まりや終わりを専門的に記していきますが画像を見て大体の場所が分かればOKです。)

僧帽筋から三角筋を狙う

僧帽筋は後頭骨と頸椎7番〜胸椎12番から始まり、肩甲棘、肩峰と鎖骨の外側1/3に止まります。

三角筋は、肩甲棘、肩峰と鎖骨の外側1/3から始まり、上腕骨の外側(三角筋粗面)に止まります。

このように僧帽筋の終わりと三角筋の始まりが一緒なのでかなり密接にこの2つの筋肉は連携しています。これらの筋肉を以下の画像の走行に沿って削いでいきます。

大胸筋と広背筋・大円筋

大胸筋は鎖骨内側半分、胸骨、第2〜6肋軟骨から始まり、上腕骨の結節間溝に止まります。

広背筋は胸椎7〜12椎骨、L1~L5椎骨および仙骨の棘突起、胸腰筋膜、肩甲骨の下部、腸骨稜の後部1/3、第9~第12骨から始まり、上腕骨の結節間溝に止まります。

大円筋は肩甲骨の下角から始まり、上腕骨の結節間溝に止まります。

このようにこれらの3つの筋肉は同じ上腕骨の結節間溝に止まるので、しっかりと繋がりがあるということです。

この3つの筋肉をバンザイをした状態で以下の画像の走行で削いでいきます。

小胸筋から上腕二頭筋・烏口腕筋を狙う

小胸筋は肋骨3〜5番から始まり、肩甲骨の烏口突起に止まります。

上腕二頭筋短頭と烏口腕筋が烏口突起から始まり、上腕二頭筋短頭は橈骨、烏口腕筋は上腕に止まります。

このように小胸筋の終わりと上腕二頭筋短頭・烏口腕筋の始まりが烏口突起なので繋がりがあります。

やや肘を曲げ水平か、バンザイした状態でこれら3つの筋肉を以下の画像の走行で削いで行きます。

菱形筋から棘下筋を狙う

菱形筋は頸椎7番〜胸椎5番から始まり、肩甲骨の内側に止まります。

棘下筋は肩甲骨後面の棘下窩から始まり、上腕骨の大結節に止まります。

この双方の筋肉は以下の画像でもわかるように筋膜でつながっているので繋がりを持っています。

この2つの筋肉は以下の画像の走行で削いで行きます。

肩甲挙筋から棘上筋を狙う

肩甲挙筋は頸椎1〜4番の横突起から始まり、肩甲骨の上角に止まります。

棘上筋は棘上窩から始まり、上腕骨の大結節に止まります。

この双方の筋肉も以下の画像でもわかるように筋膜でつながっているので繋がりを持っています。

この2つの筋肉は以下の画像の走行で削いで行きます。

これら5つのポイントを削いでいくだけで、

  • 首が伸びた感覚
  • 肩が軽くなる感覚
  • 重力を感じれるほど腕が脱力でき腕の重さを感じる(緩めなければ肩が上がって腕を肩をすくめて支えている状態)
  • 背中が反りやすい感覚
  • お腹が伸びる感覚
  • 胸が開きやすい感覚
  • 巻いていた肩が後ろにいった感覚
  • 肩甲骨が内側に寄せられる感覚

のいずれかの感覚から複数の感覚を得られるなど様々な良い反応がでてきます。

肩甲骨はがし(細胞セラピー)はこんな方におすすめ

細胞セラピーでの肩甲骨はがしをおすすめしたい方は、肩甲骨周りの筋肉の癒着やコリが酷過ぎて、手技によるアプローチ、肩甲骨はがし体操やストレッチなどではどうしようもなく、深層の癒着をはがさないことにはなにをやってもなかなか改善に至らない方になります。

細胞セラピーは手技では取れない癒着をツールをつかって強制的にはがしていく施術なので多少の痛みや点状出血、人によっては青アザの発生を伴います。(数日から数週間できれいになります。)癒着がとれてくるごとに痛みなどは減少していきますが、特に受けはじめ当初はそれらをリスクがあるので、特に痛みが苦手な方は最終手段として活用することをおすすめします。

ちなみに以下の症状をお持ちの方が細胞セラピーでの肩甲骨はがしを行うと症状緩和が見込まれます。

  • 首肩こり
  • 五十肩
  • 腕のだるさ
  • 腰痛
  • 眼精疲労
  • 偏頭痛
  • 二の腕のたるみ
  • 脇肉のたるみ

肩甲骨はさまざまなカラダの部位と繋がっており、ここを解放することで実にさまざまな症状の改善につながることが期待できます。

また、症状緩和だけに留まらず、多くの女性が気にする「腕の付け根」「二の腕」「脇周りの脂肪」などもこの肩甲骨と腕の状態や関わりや使い方で変化が起きてラインが変わりやすくなります。

肩甲骨はがしの効果を持続させるためのホームワーク

細胞セラピーでの肩甲骨はがしをして深層部分の癒着が解消されれば卒業となり(細胞セラピーは癒着を取り切ってしまえばゴールと卒業があります。)その状態であれば年単位で肩甲骨剝がしの効果持続が見込めます。

ただ、これまでの生活習慣や運動習慣によって肩甲骨周辺の動きが悪くなって不具合を引き起こしているはずなので、効果持続を少しでも長くするならば以下の様なホームワークを日常の中に取り入れていただくことをおすすめしています。

背骨をしっかり反れるように柔らかくするエクササイズ

肩甲骨を動かすためには背骨の動きは絶対不可欠です。カラダの中心が使えないのに肩甲骨が使えるはずもないので、まずは背骨が反れる感覚を養いましょう。

肋骨周りの筋肉を緩めるエクササイズ

肩甲骨は肋骨の上に乗っかっているので肋骨の動きが悪いことは肩甲骨の動きにそのまま反映されます。(肋骨は背骨と関節を成しているので相互関係にあります。)

肋骨の動きは肩甲骨の状態を良くする上で最も重要と言っても過言ではないので肋骨を動かす感覚も養いましょう。

肩甲骨周りの筋肉を緩めるエクササイズ

背骨や肋骨の動きが良くなってくれば肩甲骨も動きやすくなるので以下の様な運動で連動性をだしていきます。このとき肩甲骨単体の意識ではなく、背骨、肋骨と共に肩甲骨を動かす感覚で行いましょう。

肩関節ストレッチ

最初は痛すぎて無理という人がほとんどだと思いますが、動画の様に手を組まなくても良いので少しずつ肩甲骨が寄りながら肩の前側や胸が伸びる感覚が得られればOKです。

背中ストレッチ

こちらも、最初は痛すぎて腕が思った方向に入らないという状態になると思います。痛い場合は無理をせず、片腕ずつ行ってみても構いません。

ソラシックエクステンション

背骨・肋骨・肩甲骨を同時に使い反りしなるという動作(日頃のデスクワークとは全く逆の動き。)です。

腰だけが反らないようにポイントを聞きながらトライみましょう。

ピボットプローン

ソラシックエクステンションの反りしなる感覚を保ったまま広げた腕を背骨、肋骨、肩甲骨の動きで回旋する動作です。(ソラシックエクステンションの応用編。)腕だけを回さないことが注意点です。

これらの運動を日常生活に加えていくと細胞セラピーでの肩甲骨はがし効果持続が数段あがります。肩甲骨はがしをしていない状態だと細胞の癒着が大きく動作制限がかかってしまい上手くいかないかもしれませんが、痛みのない範囲内で日頃から取り入れていくのもおすすめですので是非活用していみてくださいね。

細胞セラピーでの肩甲骨はがしお客様の事例

当サロンの細胞セラピーで肩甲骨はがしをされた方から以下のような感想をいただきました。

50代男性の感想(税理士)

肩回りがめちゃくちゃ軽い。万歳する時に肩の真ん中辺りの引っ掛かりがあって挙げにくかったのがスッと挙がるようになった。(何%くらい引っ掛かり改善しましたかの質問に対して)80%くらいマシ。

20代女性の感想(飲食店)

朝起きた時の首肩周りの軽さが全然違います。あと2回受けたくらいから首から肩にかけてとデコルテ周りのスッキリ感があきらかに変わりました。20歳くらいの時みたいにキレイなラインが復活しました。

40代女性の感想(主婦)

カラダが確実に軽くなっています。頭の固さも少しマシになっていて片頭痛もだいぶ緩和してきました。あと、胸が勝手に開くようになったので姿勢がよくなった気がします。たった1回でこれは凄いです。

40代男性の感想(トレーナー)

上半身の繋がりが生まれました。上半身を反る動作で腰へのストレスが0になり、反っているのに背中から前に押される感覚が鮮明になり、その背中の流れに沿ってハマりがよくなった肩がストレスなく万歳できて腕が背中としっかり繋がりを持っている感覚があります。首の位置が良くなって、腕が良い意味で重くなり肩の重さがなくなった感じ。肩甲骨周りのいいかんじのハリを感じれました。

まとめ

肩甲骨周辺の細胞セラピーをしていると微小なゴリゴリした部位がたくさんあることに気づき、その微小なゴリゴリとして癒着を丁寧に削いでいくとお客様が痛がる様子もなく「気持ちいい」を連発し始めてしまいました。

肩甲骨周辺の微小な癒着をはがし終えると、これまで四苦八苦していたガチガチの脊柱起立筋もなんなくアプローチすることができ、痛みや点状出血などのリスクが少なく且つ効率的に細胞癒着を取ることができるようになっていきました。

これらのことを経験してから肩甲骨周辺に拘りを持つようになって今に至ります。施術していて面白いように癒着がはがれていきますし、お客様のカラダもどんどん変わっていくので施術していて楽しいです。

肩甲骨はがしの波は落ち着いてブームが去ったきらいはありますが、されど肩甲骨はがし。今は心からそんな気持ちです。

様々なセルフケア情報が手に入る昨今ですが、ご自身ではなかなかケアの難しい背中周りのメンテナンスですので、カラダがガチガチでどうしようもないというお客様はお気軽にご相談ください。

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