【保存版】海水温熱療法の効果とは?

「なんとなく不調が続く。」「薬では根本的に変わらない気がする。」コロナ渦があけてそんな声が増えている近年、自然の力で本来の自分を取り戻す方法として注目されているのが海水温熱療法です。
海水 × 熱 × 手当て──。
シンプルな施術にみえて驚くほど深部に届くこの療法には、現代のストレス社会を生きる私たちに必要なヒントが詰まっています。この記事では「海水温熱療法とは何か?」「どんな効果が期待できるのか?」「なぜ効くのか?その理由とメカニズム」に関して優しく本質的に深掘りしてお伝えしていきます。
海水温熱療法とは?
海水温熱療法は、海水で蒸した湿ったタオルをカラダにあてて温めることによってカラダの深部まで熱を送り届ける自然療法です。20数年前から沖縄で民間療法として行われており、海の力と熱の力と人の手当を組み合わせたこの施術は以下のような特長を持っています。
- 自然海水由来のミネラルがカラダに浸透
- 熱が深部まで届きカラダの芯から温まる
- 手当てによる安心感とエネルギーの共鳴
カラダの表面をただ温めるだけではなく、手をかざすことによって熱を入れていく施術は、古き良き時代の手当を思い起こす、どこか懐かしくて内側から生きる力を取り戻すような感覚があります。
海水温熱療法の7つの効果
冷えの根本にアプローチ
カラダの深部まで熱が入ることで内臓まで温まり、手足の冷え・低体温に抜群の効果で血流もスムーズになることでカラダが冷える前の好循環の時代に戻りやすくなります。
自律神経が整う
温熱刺激とリラックス効果で副交感神経が優位になり、不眠・不安・ストレスの改善にも期待できます。施術自体は熱さに耐えるエクストリームスポーツ感がありますが、終わった後はスッキリと落ち着き爽やかな気持ちになれます。
免疫力アップ
熱によってヒートショックプロテイン(HSP)が誘導され、細胞修復・免疫強化に繋がります。特に施術を行った日の睡眠中は細胞修復のゴールデンタイムになるので、施術日はしっかりと睡眠を取られることをおすすめします。
デトックス(毒素排出)
汗とともに重金属・老廃物の排出を促すことで、むくみやだるさがスッキリします。どこにいてもクーラーがガンガンで汗をかきにくいカラダになっている方も施術を繰り返していくと以前の様に汗をかけるカラダにシフトしていきます。
慢性疲労の回復
深部温熱でミトコンドリアが活性化し、エネルギー生産が上がってくるので疲れにくいカラダに戻っていきます。慢性的顔色が悪くシャキッとしない様なカラダ内部の流れが停滞している方に特におすすめです。
肌トラブルの改善
アトピー性皮膚炎・湿疹・くすみなど、皮膚のターンオーバーや再生力が高まり、これに併せてミネラルバランスも整いやすくなりますので肌トラブルも徐々に落ち着いていきます。
心が落ち着く
手当ての安心感と温もりで強張った心がほどけやすくなります。自律神経のバランスも取れやすくなりますのでホルモンバランスや情緒の安定にも繋がります。
なぜ効くのか? 〜 カラダの仕組みから見た3つの理由 〜
熱が細胞レベルで働くから
海水温熱療法で40℃超の熱を断続的にあてることで、細胞のストレス応答(HSP)が活性化していきます。
これによって傷んだ細胞の修復が進み、免疫細胞の動きも向上していくことでカラダの循環や代謝産生が推進し細胞レベルで好循環を生んでいきます。
海水ミネラルが電解質バランスを整える
人の体液に非常に近似した海水のミネラルは皮膚を通して吸収され、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのバランスを自然に調整してくれる様になります。これによって、神経伝達やホルモンの働きがスムーズになり細胞や結合組織が本来持っている機能へと導いてくれます。
人が触れることで神経系がリセットされる
人の手による施術は、触れるだけでも神経系に影響を与えることが解っており、海水温熱療法では熱で増幅された海水周波数により手当てのエネルギーがより増幅していきます。これによって、交感神経の過緊張を和らげ、心拍・呼吸・消化も整っていきます。
どんな人におすすめ?
海水温熱療法は海水で蒸したタオルで温めるだけというとてもシンプルな施術ですので老若男女、人種を問わず誰にでもでおすすめ出来る施術ですが、特におすすめな人は以下の様な方になります。
- 冷え性や低体温に悩む女性
- 不眠・ストレス・自律神経の乱れを感じている方
- 慢性的な疲れ・だるさ・肩こりをお持ちの方
- 薬をなるべく使いたくないナチュラル志向の方
- アトピー性皮膚炎など皮膚トラブルを自然に整えたい方
- 癌治療後のケアや体力回復期のサポートに(※医師と相談の上)
よくある質問(Q&A)
Q:何回位受けたら効果を実感できますか?
初回から「温まった。」「スッキリして軽くなった。」「ぐっすり眠れた。」などの効果を感じる方が殆どです。冷え性改善や女性特有のお悩み改善などの場合は、週に1回を3カ月くらい受けられたら効果を実感される方が多いです。
Q:副作用はありませんか?
薬ではないので基本的に副作用はありません。ただし、カラダの機能が著しく低下している場合は施術後ぐったり疲れてしまったりカラダが重く感じたりしますし、毒素が体内に蓄積している方の場合は湿疹などがでる場合があります。
Q:医療行為ではないのですか?
医療行為ではありませんが、補完・代替療法として心身の調整やカラダが温まることによって生じるカラダ機能向上(代謝アップや免疫力アップなど)の底上げが可能になります。
まとめ
海水温熱療法は、単にカラダを温めるだけのものではなく、カラダの深くまで熱を届け、カラダの深部からの活性化を育み、心を整え、それぞれが持っている個々の自然治癒力を高めてくれるセッションです。
人によって効果の感じ方は様々ですが、冷えが取れ、呼吸が深まり、感情が緩み、本来の自分に戻っていく感覚をぜひ一度味わってみてください。ある程度の感性があればきいと実感出来るはずです。