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首を温めるとうつ病が改善する?薬に頼りきりにならないための新しい選択肢

うつ病を患っている方の多くが訴えている1つに首や肩の凝りがあり、これが単なるカラダの不調ではなく、心の状態と密接に関係していることが近年わかってきています。

首まわりは自律神経の大通りともいえる場所で、交感神経と副交感神経のバランスが乱れると体調だけでなく心の状態にも大きな影響を及ぼし、この鍵を握るのが首の血流になります。

うつ病の方は交感神経が過剰に働いて脳が常に緊張モードになっている状態で、これによりセロトニンやドーパミンなどの幸せホルモンが分泌しにくくなりますが、ここで注目されるのが首を温めるというシンプルなアプローチ方法です。

首を温めることで血流が促進され、副交感神経が優位になることでカラダがリラックスモードに切り替わり、脳も落ち着きを取り戻してくれることが期待できます。

科学的にも証明されつつある 温熱 × メンタルケア

京都大学の研究で、深部体温の上昇が抑うつ状態に改善効果を持つという見解が示されていて、特に後頭部から肩甲骨にかけてのラインは脳と心臓をつなぐ重要な血管や神経が集中しているメンタルの要所と云われており、そこを集中的に温めると…

  • 脳の血流が改善される
  • 不安・緊張感が軽減する
  • 睡眠の質が改善される
  • 抗うつ薬の効きが悪い人にも変化がでる

などの驚くべき変化が起き始めるとされています。うつ病と体温に関する研究やエビデンスについて実際に確認できるものには以下のものがありますので、ご興味のある方は参考にしてみてください。

『うつ病患者の深部体温・概日リズムの乱れ』滋賀医科大(1992年)

研究内容:抑うつエピソードにある入院患者62名の深部体温(腹部皮膚下)を、48時間にわたって2時間ごとに測定。

主な成果:抑うつ患者は正常群に比べ、体温の日内変動(振幅)が小さく平均体温(メソール値)が高め。概日リズムの位相が遅れたり乱れていたことが示された。

論文:Circadian rhythm abnormalities of deep body temperature in depressive disorders

⇒ 要点:カラダのタイマーである深部体温のリズムが崩れることは、うつ病など抑うつ状態と関連しており、リズム改善=治療のヒントになりうる示唆を与えています。

『全身ハイパーサーミアによるうつ症状改善』米ウィスコンシン大(2016年)

研究内容:軽度の全身加熱(体温約38.6~38.8℃)を行い、16名のうつ患者を治療群14名を偽装処置群に分けた二重盲検試験。

結果:ハイパーサーミア群では60 %がうつ症状が改善、40 %が回復レベルに突入。効果は単回照射後も最長6週間継続。

概要記事:Colorado.edu Magazine Raising body temp relieves depression, study finds  

⇒ 要点:体温を一定程度上げることでカラダの深部・皮膚から脳へポジティブな信号が届き、うつ症状を長期間緩和させる可能性が示されました。

『体温センサー付きデバイスでうつ症状と温度関連を解析』UCSFなどによる大規模研究(2024年)

研究内容:Wearableセンサーと自己計測による体温データと、約20,000名のうつ症状スコアを7ヶ月にわたり分析。

発見:覚醒時の体温が高いほどうつ症状の重症度が高い傾向。一日の体温振幅(日較差)が小さいほど、うつのリスクが上昇する傾向あり。

記事:Are Body Temperature and Depression Linked? Science Says, Yes.

⇒ 要点:最新研究では、高めで波打たない体温パターンがうつとの深い関係にあるとし、体温乱高下や硬直を整えることがメンタルケアに直結する可能性を示唆しています。

首を冷やしていませんか?現代人に多いうつの原因

スマホやパソコンの長時間使用や猫背やストレスによる肩の緊張など。首周りの筋肉が強張り血流が滞って冷えている人が非常に多いのが現代の首事情の現状です。これらの状態が長期間続くと…

  • 頭痛
  • 慢性的な疲労感
  • イライラ・不安
  • 睡眠障害
  • 無気力感

といった症状に繋がりやすく、結果的にうつのような状態に突入することにもなります。逆説的に考えると首の血流がよくなるだけでカラダも心も大きく変わる可能性があるということにもなります。

自宅でできる首の温め3つの方法

薬を増やす前に、まず試してみて欲しいセルフケアは以下になります。

蒸しタオルで5分温熱

タオルを濡らして蒸し器で温め首に載せるだけ。(火傷には十分ご注意ください。)5分程度載せるだけででじんわりと緊張が緩んでいきます。

首専用ホットパックを使う

安いモノであれば1,000円前後で購入が可能ですが、繰り返し使える温熱アイテムは就寝前やリラックスタイムに最適で自律神経を整えるスイッチにもなります。

海水温熱療法という選択肢

単なる温め以上の効果が期待される自然(海)の力を活かした療法です。(詳細は以下になります。)

海水温熱療法という選択肢 ~自然(海)の力で心とカラダを再調律~

海水温熱療法は、海水で蒸したタオルで約50分間足の足先から頭のてっぺんまでくまなく全身を温める療法です。ただ単にカラダを温めるだけのホットタオル療法とは違い以下の様な…

  • 海水に含まれるミネラルが皮膚を通じて取り込まれる
  • 筋肉の緊張が解け呼吸が深くなる
  • 血流とリンパの流れが一気に活性化
  • 自律神経が整い脳のリセット感が生まれる

などの複合的な回復作用が期待できます。

当サロンにも、うつ病を患っている方は多数来店されますが、うつ病だけでなく摂食障害やパニック障害の方が効果を実感されており、段々症状が緩和してきたという方から、サロンからの帰宅時に10数年ぶりに電車に乗れた方まで色々な事例があります。

効果に個人差はありますが、海水温熱療法は薬ではどうすることもできない深部に停滞する疲れや、安息に繋がる温かさを脳や脊椎深部まで届けることが可能です。

まとめ:心の痛みを温める

うつの症状によって、どれほどしんどくても、薬の量が増えて不安になっていても、「もうどうしようもない」と思っていたとしても、温めるということにはそれを回復させる力があります。

首を温める。ただ、それだけで呼吸が深くなり、心が軽くなり、未来に少しだけ光が差すかもしれません。

海水温熱療法のような自然療法もそのひとつだといえ、受けた方には実感していただいていますが、何年ぶりかの爽快感・ホッとする様な感覚をとどけます。温めるということはカラダだけではなく心も温めてくれますので、ぜひ生活の中の一部に温める習慣を取り入れてみてください。

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