海水温熱療法の気になるポイント
「温熱」とか「温活」という言葉は、世の中に広く浸透してきましたが「海水温熱療法」という言葉は、まだまだ浸透していません。
初めて受けられた方などは、海水のお風呂の入るの方と思ってましたという方も結構いらっしゃいます。
基本的には、以下の動画ような施術で、足の先から頭のてっぺんまで熱をカラダの深部まで浸透させていく施術です。
きちんとした施術であれば火傷の心配はありません
蒸したてのタオルは70℃~80℃ですが、水色のベースタオルを間に挟むことによって、物理的な温度は40℃~45℃になります。
この温度はお風呂の温度に近いので、基本的には心地よい温度なのですが、コリや冷えなどの不調がある箇所は凄く熱く感じ、体感温度60℃~70℃位に感じてしまうこともあります。(物理的には40℃~45℃なので、火傷することはありません。)
熱くて我慢できない場合は直ぐに熱いと仰ってくださっても大丈夫ですし、熱ければタオルを外していきます。
全体的にじんわりと熱をいれていきますが、必ず熱を浸透させきらないといけない箇所があって、「仙骨(お尻)」と「小脳(後頭部)」と「おでこ」と「頭頂部」に関しては、しっかりと熱をいれていきます。
海水温熱療法の面白い点
海水温熱療法の施術中に熱く感じる箇所は基本的には肌が白いままになります。逆に熱く感じない箇所は、熱がしっかりと浸透していくので、肌が赤くなります。(赤みは数時間で治まります。)
一般常識でいくと、熱いと肌が赤くなるというイメージですが、海水温熱療法では、真逆のことが起こってしまいます。
全身赤くなったらカラダの状態が良い証拠で、逆にカラダに白い部分が多ければ多い程身体が冷えていたり、機能が低下しているということになります。
熱が入ってカラダが良い状態
全体的に赤くなって、白い箇所が無ければ、カラダが健康な状態です。海水温熱療法では、継続して熱をいれて、この状態を目指していきます。
熱が入らずカラダが悪い状態
白い箇所が多かったり、薄いピンク色の場合は、カラダが冷えて各機能が低下していたり、疲れが溜まっている状態になります。
部分的に熱が入らない状態
右腰の辺りが白くなれば、肝臓が冷えていたり、機能が低下している状態。左腰の上部辺りが白くなれば膵臓が冷えていたり、機能が低下している状態など、悪い箇所の診断が可能です。(因みに画像の方は頸椎に不具合があり、背中全体に筋肉のコリが多くあります。)
海水温熱療法では、【 熱い = 白い = 悪い 】という、公式が成り立ち、熱い箇所にしっかりと熱をいれ続けることによって、カラダの機能が正常に戻り、免疫力UP・基礎体温向上・腰痛肩こり改善・冷え性改善・睡眠障害の改善など、様々な効果が期待できます。
施術後の効果
カラダが凄く疲弊しているなどの症状がない限り、初回から効果をしっかり感じていただくことが可能で、初回得られる効果の代表的なものは、「カラダが軽い」「視界がクリア」「睡眠の質向上」になります。
ただ、上述したように、あまりにもカラダが冷えていたり、機能が低下していると、上記効果よりも、カラダがしんどくなったり、ボーっとしたりしてしまいます。そのような場合は、3日連続など少し詰めて熱をいれ続けることによって改善していきます。
症状によりますが、定期的に2カ月くらい施術を受け続けると、カラダの悩みのある程度のものが解消される方が多いです。
まとめ
海水温熱療法の気になる点として、色々あると思うので、疑問を持たれたそうなことをピックアップして記述したり、動画をUPしてみましたが、やっぱり実際に受けてみないと解らない部分は多いと思います。
ぜひ1度海水温熱療法を体感してみてください。