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海水温熱療法は対症療法なのか?

海水温熱療法を施術している中で、お客様から 「海水温熱療法は対症療法になるの?」 という質問をいただきます。なかなか難しい質問になりますが、答えとしては、対症療法でもあるし、そうでないともいえます。

そもそも対症療法はどんな療法なのか

対症療法とは一般的に、その症状に合わせて対応することをいいます。

例えば、細菌が原因で炎症反応が起きている場合は、抗生剤を使用して細菌をやつけるとか、筋損傷が起きて炎症があるものをアイシングをする等になります。

原因療法とはどんな療法なのか

一般的に対症療法の反対の意味をなす療法として言われているのが、原因療法といいます。症状に合わせて対応するのに対して、症状のそもそもの原因になっているものを改善させたり、取り除くといった療法になります。

例えば、細菌が繁殖しないように、カラダの免疫力をあげることを行ったり、筋損傷がおきないように、カラダの柔軟性をアップさせたりする等になります。

※ 対症療法と原因療法の違いは、こちらのページをご覧ください。

海水温熱療法はどちらの療法なのか

海水温熱療法が、対症療法になるか、原因療法になるかという質問に対する答えですが、人や症状によるといった感じです。

上記にあげた例でいくと、細菌が繁殖していような場合であれば(熱がでている時には炎症促進の可能性があるので海水温熱療法は出来ませんが。)海水温熱療法を行うことによって、熱の効果でカラダの免疫細胞を活性化させることによって細菌を撃退するという対症療法的な療法にもなりますし、平常時に海水温熱療法を継続的に受けることによって、基礎体温を向上させ、病気になりにくカラダにする原因療法的な療法にもなります。

筋損傷が起きた場合は、(ある程度炎症が治まった後の施術になります。)温めることにより血の流れが改善して、栄養素などを損傷部分に行き渡らせることによって、対症療法的な療法にもなりますし、日頃から海水温熱療法を継続的に受けることにより、筋肉の柔らかさを持続させて、多少の運動などでは、筋損傷が起きないような原因療法的な療法にもなります。

まとめ

海水温熱療法がどちらの療法になるかの答えとしては、明確なことはいえませんが、どちらの療法にもなるといえます。

個人差もありますし、受けるタイミングなどにもよります。元々カラダの状態が悪い方が海水温熱療法を受けられた場合であれな、カラダの状態が悪い時であれば、対症療法になりますし、カラダの状態が回復した後であれば、カラダの状態が悪くならないようにする為の、予防的な原因療法へと変化していきます。

健康の大原則は、「運動栄養休養」 の3つですので、それを意識して行っていければ、基本的にはカラダの状態がそこまで落ちることはありませんが、仕事の忙しさや、家事の忙しさなど、現代社会ではなかなか、3つの原則を遂行出来る事が出来ないので、そのような状態の場合は、海水温熱療法を週1回行って、週に1回1時間でカラダの健康を手にいれることをお勧めします。

 

 

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