即効性のある疲労回復術は海水温熱療法
働き方改革などで、日本の労働環境は見直されつつあります。
そんな流れの中でも、「忙しくて休みが取れない。」「休んでいても家で仕事をしないと仕事が追いつかない。」 など、なかなかカラダの疲労を回復することが困難な方が、まだまだたくさんいらっしゃるのが現状です。
働きすぎてしまう原因は、元々日本人は仕事をすることが幸せである(誰かの役に立つことが大事)とか、古事記の中で、神様すら仕事をしているという、根強い思想が根本にあるからかもしれません。
そんな日本人の根本の考え方を修正するのはなかなか難しいですし、働かないことによるストレスなども溜まっていく方もでてくるかもしれません。
だからといって、無理してどんどん働き続けていくと、疲労が蓄積してカラダを壊してしまうことにさえなりかねません。
そうならない為にも疲労とはなんなのか。どのように疲労回復していけばいいのかということを頭にいれて、上手に疲労とつきあっていくことが大事になります。
疲労を感じてしまうメカニズム
スポーツをしていたり、運動を頑張られた方ならお解かりだと思いますが、激しい運動を続けたりすると、疲労を感じて動けなくなった(動きたくなくなった)ことがあると思います。
何故このような疲労を感じてしまうかというと、カラダの防衛機能が働いて、カラダが無理をしているからこれ以上運動をしないようにというブレーキになっているのです。
カラダの防衛機能で、他の例をあげると、油っぽいものをたくさん食べると、消化不良により胃腸に負担をかけてしまうから、気分が悪くなって食べられないようにしたりだとか、気温の低いところに居続けると、カラダを震わせて体温をあげようとするようなことになります。
ですので、疲労を感じるということは、このままでは駄目ですよという、カラダの信号のようなものだと考えてください。
休息を取らずに、無理して仕事を続けていると、こんなことをずっとしていると、カラダが壊れてしまうと、カラダが教えてくれているのです。
運転中に赤信号を無視して走っていると、事故に遭ってしまうように、カラダの信号を無視して頑張り続けていると、カラダの事故にあってしまいます。カラダの信号に目を向けて疲労を感じたら、それに対する対処をすることが大事なのです。
疲労の種類
ひと言に疲労と言いますが、疲労の種類にも色々あって、大きく分けると以下の3つになります。
- 精神的疲労
- 肉体的疲労
- 神経的疲労
上記の疲労の中で、自身がどの疲労にあたるかをまずチェックしてみましょう。
精神的疲労とは
中枢性疲労という呼ばれ方もしますが、脳に原因がある疲労になります。
仕事や私生活でのストレスや悩み事などでも起こりますし、長時間脳を使い続ける等の、脳が働きすぎの場合も起きてしまいます。
あとは、栄養不足や睡眠不足などでも、疲労を感じてしまうことが多いといわれています。
症状としては、以下のようなものになります。
- 元気がでない
- 頭が重だるい
- イライラする
- 寝つきが悪い
- 不安を感じる
肉体的疲労とは
抹消疲労という呼ばれ方もしますが、筋肉が疲弊したことなどが原因となる疲労になります。
過度な運動や、長時間の歩行や立ち仕事など筋肉が疲弊した時に起こりますし、筋肉を使うことによって生じる、疲労物質が原因でも起きてしまいます。
症状としては、以下のようなものになります。
- カラダが重だるい
- 筋肉のコリ
- 筋肉のハリ
神経的疲労とは
自律神経疲労という呼ばれ方もしますが、自律神経が原因となる疲労になります。
メインとなる原因は眼精疲労で、スマホやパソコンやタブレットなど、長時間のデスクワークなどを行っている時に起こります。
動物は元々交換神経優位の場合には、遠くのモノをみるようにプログラミングされているのですが、パソコンをする時(パソコンをする時は交換神経優位になります。)は画面をみるので、近いものをみています。これが誤作動を招き自律神経の疲労を起こしてしまいます。
症状としては、以下のようなものになります。
- 集中力低下
- 眼精疲労
- 目の周りの筋肉の強張り
- 記憶力低下
効率のよい疲労の回復方法
前述したように、日本人の場合は仕事を無理する傾向があります。
その傾向を強引に変えることはなかなか難しく、疲労とうまくつきあっていく必要があります。
疲労回復で最も効果的なことは、カラダを休めるということですが、疲労の度にカラダを休めることが困難な場合には、効率よく疲労回復をすることが大事になってきます。
健康の3大原則は、「栄養」「休養」「運動」なので、それに沿って紹介していきます。
疲労回復物質を摂取する【栄養】
現在確認されている疲労を回復させる栄養素は2つだといわれています。イミダゾールペプチドとビタミンCです。
ビタミンCに関しては馴染みがあるので、摂取しやすいかと思います。
ただ、ビタミンCには難点があって、疲労回復するところまで摂取しようとすると、相当量の食物を摂取する必要があり、現実的ではありません。
仮にサプリメントで摂取しようとしても、疲労回復するところまでの摂取をすると、下痢になると言われています。
ビタミンCは内臓や筋肉などの栄養素になるので、カラダの結合組織の再合成に必要量摂取するという認識で、疲労回復までを担うことはしない方が懸命です。
これに対して、イミダゾールペプチドは、割と少量でもかなりの疲労回復効果が実証されている物質です。
最も有名な摂取方法が、鶏の胸肉を食べることです。(イミダゾールペプチドの詳細は、日本予防医薬のHPをご覧ください。)
一般的には、鶏の胸肉を毎日100gを1週間継続すれば、疲労が回復するというデータもでている程です。鶏の胸肉は安価ですし、そんなに難しいことではないので、ぜひ試してみてください。
睡眠の質向上を目指す【休養】
カラダを休める上で最も効果的なことは、睡眠になります。
ただ、長時間寝ればいいというものではなく、睡眠の質向上を意識する必要があります。
睡眠の質向上に1番大事なことは 「リラックス」
これを意識する為にも、睡眠中の筋肉等の回復させる為にもおすすめなのが、睡眠前の入浴を、全身浴で、ぬるめのお湯で長めに入るということです。
もし、しんどいようでしたら、休憩しながらでも構わないので、負担のかからない程度で頑張ってみてください。
これをすることで、カラダの芯から温まり、リラックス効果も抜群になるので、睡眠の質向上が可能になり、筋肉や脳の回復に繋がっていきます。
私自身も睡眠の質を少しでも良くと日頃から思っていて枕や布団を見直し新しく購入しました。
自分にあった物に変えた事でさらに睡眠の質が上がり寝起きはほぼ気持ちよく朝を迎えています!
正しいカラダの使い方でトレーニング【運動】
長時間の立ち仕事や座り仕事など、カラダに負担をかけてしまったり、運動不足に陥るなど、バランスの悪い働き方が一般的になってきました。
運動不足の場合は、運動をすることが必要ですし、長時間の立ち仕事など、筋肉に負担をかけてしまうような場合は、筋肉をつけて強化する必要があります。
どちらにもいえることですが、運動やトレーニングをする場合には、正しい筋肉の使い方が大事になります。そもそもアンバランスな日常生活を送っていると、バランスの悪い筋肉のつき方や、偏ったコリが発生してしまいます。
この状態で運動やトレーニングを行おうとすると、どうしてもバランスの悪い筋肉のつき方をしてしまい、逆に筋肉疲労が起こるなど、疲労の悪化を目指す場合があります。
そのようなことにならないように、自分に合った運動やトレーニングをすることが大事になってきます。
3大NG疲労回復方法
現代人は疲労が多いので、疲労回復にかかる情報はたくさんあります。
そんな溢れた情報の中で、陥り易い3大NG疲労回復方法を紹介していきます。
栄養ドリンクの摂取
何十年も前から、CMで疲労回復系の栄養ドリンクの宣伝を繰り返しているので、栄養ドリンクを飲んだら、疲労が回復するといったイメージがありますが、疲労回復のエビデンスは一切ないといわれています。
疲労回復したような感覚がある理由は、カフェインなどの興奮作用のある物質が含まれているので、それにより疲労回復したような感じになって、疲労がたまっていても頑張れるという効果を生み出しています。
これは、疲労がマスクされているだけで、疲労回復した訳ではないので、さらなる疲労のスパイラルに陥ってしまい、疲労蓄積の要因になり易いので、気をつけるようにしてください。
熱いお風呂に入る
熱いお風呂に入るとカラダがスッキリしたような感覚に陥ることがあるので、未だに43度~45度のお湯に浸かる方が多くいらっしゃいます。
朝一などであれば、熱めのお風呂に入るのもそこまで悪いことではないですが、睡眠前に熱いお湯に浸かってしまうと、交換神経が優位に働いてしまい、興奮状態に入ってしまい、睡眠の質を低下させてしまいます。
睡眠の質が低下してしまうと、脳や筋肉がしっかりと休まらないので、疲労回復どころか更なる疲労蓄積に陥ってしまう可能性すらありますので、気をつけるようにしていください。
スタミナ料理を食べる
よく食べる = 元気 というイメージがありますが、疲労が蓄積している場合は、この公式は無視した方が懸命です。
そもそも疲労が溜まっている時は、あまり食欲が無いはずです。
疲労が溜まってくると、生命維持の観点から、カラダはカラダの回復にエネルギーを注ごうとします。
実は食べ物を消化するとういのは、大量のエネルギーを必要とするので、そちらに注力して、カラダの回復が遅くならないように、食欲を落とすことをします。
そんな状態の時に、スタミナ料理と銘打っているような、油っぽい肉料理などを食べてしまうと、胃腸に負担がかかってしまい、余計にカラダの調子を悪くして疲労が蓄積しやすくなってしまいます。
スタミナ料理の中には、うなぎ料理など滋養のつくものもありますが、自分のカラダと相談しながら、タイミングをみながら食べることが大事です。
私的には食べ物から疲労回復を狙うならば、消化酵素のサポートをしてくれる補酵素たっぷりの新鮮な野菜を推します。新鮮な野菜といっても、一般農法や有機農法でつくられた栄養素が低いものでなく、野菜本来の栄養素と酵素をたっぷりと含んだ自然農法野菜です。
以下のサイトで自然農法の野菜について詳しく書いていますので、ぜひこちらも一読ください。
疲労回復の救世主!海水温熱療法
疲労回復をするには、生活習慣を整えて、しっかりと休息を取ったり、カラダに良いものを食べたり、適度にカラダを動かすことを続けていれば実現しますが、忙しい現代社会では、なかなか簡単にはいきません。
そんな中で、疲労回復の救世主とも言えるのが “ 海水温熱療法 ” という施術になります。海水温熱療法はおすすめの理由は以下のようなことがあげられます。
- 即効性がある
- 自然療法なので安心
- 週1回50分で十分な効果
因みにこの海水温熱療法は、海水で蒸したタオルを、足先から頭のてっぺんまでかけていき、湿った熱とミネラルの効果でカラダの深部までしっかりと温めていくものになり、上記お勧めポイントの具体的な内容は以下のものになります。
海水温熱療法の即効性
海水温熱療法のすごいところは、1回の施術で、スッキリ感が得られるというところです。カラダの状態が物凄く悪いような方だと、好転反応でさらにカラダがだるくなったりしてしまいますが、9割以上の方が1回で、疲労回復感やスッキリ感を実感することが可能です。
1回の施術で効果を実感出来るので、施術のクロージングを行わなくてもリピート率が高いというところが、効果の即効性を物語っているといえます。
自然療法で安心
キレイな海水に何も添加することなく、ガスの火で沸かしたものでタオルを蒸すので、自然界に存在するものが原料になっています。
海水にタオルを浸けている訳ではなく、蒸した蒸気でタオルを温めているので、海水アレルギーの方も安心して施術を受けていただくことが可能です。
週1回50分の温熱で十分な効果
海水温熱療法で、疲労回復を狙う場合は、よっぽどカラダに負担をかけていない限り、週1回の施術で十分効果を実感できます。
実際に通われている方でも、週1回通われるようになってから、今まで行っていた、マッサージや食事療法などを一切やめてもいけるようになったと仰られています。
定期的に長く通われている方は、疲労回復だけでなく、基礎体温向上や免疫力UPなど、カラダに良い効果がたくさんでられている方も多くいらっしゃるくらいです。
まとめ
冒頭でも述べたように、日本人は勤勉で働き者が多い種族ですので、文化の中にも、欧米のような休息をしっかりと取る文化は根付いていません。
だからといって、その文化や精神に従って頑張り続けていると、必ずカラダの不調をきたしてしまいます。
そんな環境の中でカラダの健康を維持して、疲労を溜めないようにするには、疲労とうまくつきあっていくしか方法がありません。
上記であげたような、効率的な疲労回復方法や、一押しの海水温熱療法などを、生活の中に取り入れて、疲労が蓄積しない、健康的な日常生活送れるようにしていきましょう。