シューマン共振7.83Hzが心身に与える影響とその活用法
シューマン共振とは何か?
シューマン共振をシンプルに説明すると、地球の地面(地表)と上空(電離層)の間に7.83Hz(※変動することも有ります。)という低周波数の電磁波が常に存在しいてる現象ということです。(ドイツの物理学者W.O.シューマン博士によって発見されたということで、シューマン共振と名づけられています。)
なんとなく解った様な解らない様な感じですが、ごくごく解りやすく表現すると「地球上にはいくつかの定在波があって、もっとも基本周波数となるものがシューマン共振で、その周波数が7.83Hzです。」ということになるかと思います。
周波数とは1秒間に何回振動しているかを数値で表したものなので、シューマン共振の周波数7.83Hzというのは1秒間に約8回振動しているということになります。
シューマン共振と健康の関り
科学が発達した代償に色々な電子機器や電波から発せられる電磁波等の影響で、地球が本来持っている周波数7.83Hzと大きく異なる周波数が多数観測されるようになり健康被害への懸念も徐々に増えてきています。
基本的に国や公の関係機関は電磁波や周波数は人体に深刻な影響があるものではないという立ち位置をとっており、調査中など曖昧な表現が散見しています。(環境省の参照URL「身のまわりの電磁界について」)
また、産経新聞や読売新聞でも電磁波や周波数について取り上げられていますが、こちらも健康被害に関して深刻な状態であるという様な表現はされていません。
ただ、NASAがシューマン共振の研究をしており、宇宙飛行士がいわゆる「宇宙酔い」と呼ばれる吐き気や不快感を訴える原因はシューマン周波数7.83Hzの欠如が原因だと結論づけていることから、シューマン共振をはじめとして、周波数が人体へなんらかの影響を与えていることは間違いないことであるともいえます。
シューマン共振とヒトとの関り
ヒトのカラダで研究が進んでいる代表的な周波数といえば脳波ですが、この脳波は世界的な約束事として以下の様に定められています。
- デルタ波(4Hz以下) 熟睡・ノンレム睡眠時
- シータ波(4Hz~7Hz) レム睡眠・まどろみ
- アルファ波(8Hz~13Hz) リラックス・安静
- ベータ波(14Hz~30Hz) 緊張・集中
- ガンマ波(30Hz以上) 興奮・ストレス
周波数(Hz)は振動数を表したものなので、振動数が少ないと穏やかな状態で、振動数が多くなると興奮状態ということになります。現在は様々な機関で、瞑想中の脳波、スポーツ選手、ヨガの達人、記憶力の達人などの脳波を元に研究がなされていますが、7.8Hz~10Hzの脳波の状態だと知的活動もカラダを動かすパフォーマンスも芸術活動においても優秀な成績をだせているということが解ってきています。(特に特殊な能力を持っているヒトの脳波を測定すると10Hzと7.8Hzが強く観察されることが特徴だということも解ってきているようです。)
この様な各種パフォーマンスだけでなく脳波に7.83Hzが強く含まれると、心が豊かになったり、必要な情報やエネルギーが取り込めたり、病気が快方に向かうなどの不思議な現象が盛んに起こると言われています。
これは脳の深層にある脳幹のたくさんの神経回路が共鳴していることに起因し、この生理的な共鳴が全身の細胞を喜ばせる刺激になっているのではないかという仮説となっています。
7.83Hzがカラダによい影響を与えるということが解っている中で、地球が本来持っている7.83Hzがまったく関係していないと考えるのは凄く不自然なことです。(私たちは7.83Hzの電磁波の揺らぎのなかで誕生し、成長し進化してきた生物だからです。)
科学や医学が先行した現代社会では、エビデンスや物理的認識できないものは信用されていませんので、音や光として見えたり聞こえたりすることの出来ない周波数を概念として理解することや情報として認知することは難しいですが、周波数という揺らぎは根幹的な重要な要素の1つであるといっても過言ではないかもしれません。
日本では瞑想というとスピリチュアルだと敬遠される方も多いですが、欧米では(特に経営者など)瞑想が一般的になりつつあります。この瞑想の何がそんなにいいかというと脳波が高い周波数から低い周波数に変容させることができるということで、シータ波やアルファ波あたりになれば必要な情報がはいってきたり正しい判断が可能にすることができるからといわれています。
シューマン共振の健康効果
シューマン共振とヒトとの関りを考えればシューマン共振が健康と密接な関りがあるのを理解できるかと思います。
「病は気から」という標語は本当によくできた標語だと思いますが、緊張したり興奮したりストレスを抱えているとカラダのいたる箇所がギュッと拘縮した状態になり血流や気の流れが停滞し滞りを生みカラダの機能は低下していきます。
逆に脳の状態(周波数・思考・感情)が穏やかで安定していればカラダの健康状態は上向き安定していきます。シューマン共振の健康効果を一言でいうと「カラダを緩ませ流れをよくすることができる。」といえそうです。(緩ませて流すことは健康の絶対条件になります。)
シューマン共振を取り込むことが出来てカラダを緩ませ流すことが出来れば具体的に以下の様な健康効果が期待できそうです。
- 神経痛疾患軽減(腰痛・肩こり)
- 内臓系疾患軽減(便秘・潰瘍・高血圧)
- 気管支系疾患軽減(気管支炎・百日咳)
- 皮膚系疾患軽減(アトピー・蕁麻疹・湿疹)
- 婦人科系疾患軽減(生理痛・PMS・子宮筋腫・子宮内膜症)
- 脳系疾患軽減(うつ病・パニック障害・統合失調症)
- その他(薄毛・白髪・慢性疲労症候群・ストレス・低体温・冷え性・ヘルペス・シミ・睡眠障害等)
上記に関して健康効果が必ずしもでるということではありませんが、日常的に脳波を7.83Hzに近づけることが出来れば健康になれる可能性は高くなるはずです。
シューマン共振の活用方法
シューマン共振は目にみえないものなので、日常生活に取り込むのが少し難しい感覚もありますが、まず以下の1つ目と2つ目のことを意識する様にしてみてください。その2つを意識した上でその下の3つのいずれかを実践するとシューマン共振を活用することが出来ます。
自然の中で過ごすことを日常に取り入れる
電子機器や電波で溢れている街中に住んでいるとシューマン共振の揺らぎに触れることは困難です。山や川や海など自然豊かな場所にいくと地球の周波数に直接触れることに繋がります。都市部に住んでいたり多忙でなかなか遠出できない場合は大きめの公園など穏やかに過ごせる場所でのいいので自然と触れ合う時間を取り入れるようにしましょう。
地球のリズムに合わせた生活を意識する
電気のない時代は日が昇ると動き出し日が暮れると休むという地球のリズムに合わせた生活を送っていました。不規則や不安定になるとカラダのリズムが崩れてしまい揺らぎも安定しなくなります。朝は早起きする。夜は早めに就寝する。(22時が目安。)この2つを意識するだけでもシューマン共振を取り込みやすいカラダになります。
シューマン共振発生装置を活用する
健康商品需要の高まりからか近年シューマン共振発生装置なるものがたくさんでてきました。Amazonや楽天などメジャー通販サイトでも購入可能で安価なものになると、1,000円以下のものも存在します。どれだけお金をかけるかによって多少効果の違いはあるかもしれませんで、手始めに安価なモノから購入してみるのもいいかもしれません。私はサロンのスピーカーの裏と寝室に1つずつ設置していますがなかなかいい様な気がします。
7.83Hzの音源を聴く
youtubeやSpotifyなどで7.83Hzと検索をかけると、7.83Hzの音源がたくさんでてきます。残念ながら7.83Hzでない音源もありますが、れっきとした7.83Hzの音源もちゃんと存在しています。サロンで7.83Hzの音源をかけて施術するとかなりの高確率でクライアントさんは眠ってしまいます。Bluetooth経由で聴くと効果がないという噂もありますが、サロンではちゃんとシューマン共振的な効果がでているので問題なさそうです。
瞑想をする
上述しましたが瞑想をすると脳波が高い周波数から低い周波数へと変容します。あまりに低い周波数になってしまうと睡眠になってしまいますので瞑想ではなくなりますが、眠ってはいないけれど考えてもいない状態をつくることを意識しましょう。シューマン共振を研究している工学博士は息を吸いながら「よかった」と心の中で思い、息を吐きながら「ありがとう」と喜びを味わうのが最も効果のある瞑想だと論じていますので瞑想が苦手な方はぜひこちらをお試しください。
シューマン共振と健康に関する研究
シューマン共振の健康に関する研究は表だって進んでいるという感じではないですが、京都大学基礎物理学研究所や関西医療大学保健医療学部で研究が進んでいる様です。興味のある方は以下の報告書や総説をご覧ください。
関西医療大学保健医療学部「人工電磁波がもたらす健康影響について」
私のサロンではシューマン共振の音源をつかうことによって、クライアントさんが自然にリラックス状態に陥り多少なりとも健康効果(施術後のスッキリ感など)を体感しているので、シューマン共振は健康に効果があると感じています。もっと多くの方が健康になって欲しいので、シューマン共振と健康に関する研究が進んで健康の観点から日の目を浴びるようになることを願っています。
現在のシューマン共振を知る方法
現在のシューマン共振を知る方法を色々調べたところ、信用に足るかどうかは別にして2時間ごとに更新しているXアカウント @schumannbot がありました。
シューマン共振に敏感な方など人によってはシューマン共振の振れ幅によって体調の良し悪しなどが変わる方もいらっしゃいますので、現在のシューマン共振を健康を計る1つの目安として参考にしてみてください。
まとめ
シューマン共振をはじめとした周波数がヒトに与える健康効果はまだまだ研究も認知度も低い様に感じます。目に見えないものは信じられないという物質世界に生きている私たちはなかなか量子力学などの粒子の世界は馴染みがないことなので仕方のないことですが、その世界には健康だけにとどまらず真理や原理に近いものがたくさん潜んでいる様に感じています。
概念に縛られたこの世界ではなかなかその様なことを声を大にして言えることではないですが、はやく量子力学が当たり前の世の中になって欲しいものです。
私は実際にシューマン共振の恩恵を体感していますので、シューマン共振の健康効果には確信めいたものをもっています。百聞は一見に如かずではないですが、皆さんもぜひ身近で手軽に体験できるところから試してみてください。